Aerodynamik - 航空力学

はてなダイアリーからはてなブログへ移行中

昨日報道ステーションを見てたら菅直人が出ていた。


おそらくかなり前から年金未払いだったことを自覚しながらも、福田前官房長官は悪魔のようなタイミングで辞意を表明し、菅直人を嫌でも辞めるか何かしないと責任を問われるように追い込んだ。年金支払状況提出を遅らせた戦略は大成功だ。

まぁ「男を上げた」なんて言われてる福田さんも結局議員は辞めてないのがずるいところで。


で、番組では菅直人はのらりくらりと年金改革はこうあるべきなんて今更なことを繰り返すものだから、「結局払ってなかったんだから、何を言っても信用ないんだよ」とストレートすぎるつっこみをされてたりして。
不払いの皆さんたちは、遡って全額支払ったんだからいいじゃないか、改革に参加するほうが今は大事だし、なんて顔をしてるので、お前ら脱税と同じようなことしてその面かよと思ったりした。


で、一番疑問なのは、なんで年金の支払額に上限が付いてるのかということだ。
財源が足りないのなら、貧乏サラリーマンの支払額なんか上げてないで、収入が1000万超えるような奴らからドカンと巻き上げればいいじゃないか。
年金は貧乏人が年取って働けなくなったとき、貯蓄じゃ足りなくて縋る生活費なわけで、金持ちは将来への貯蓄に不安はないだろうから、極端な累進課税っぽくしてたっぷり巻き上げて、でも支払は金持ち貧乏一律金額で。


当然金持ちから反対されるだろうけど、所得税だって累進なんだし。一番手っ取り早い解決じゃないかと思ったんだけど。ダメ?