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どっちが親字?人名漢字異体字OKで辞書業界、戸惑う

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040715i401.htm

 大修館書店(東京都千代田区)によると、同社の漢和辞典「漢語林」では表題にする「親字」に、例えば以前から人名用漢字として認められていた「遥」を掲げ、旧字の「遙」はこれとは区別して表記して、参照扱いにしてきた。ところが、今回の追加案で、「遙」も人名用漢字に盛られたため、両者の漢字としての“格”が同じになってしまった。


 辞書の出版社には、教員から子どもに教える漢字の正しい字体などについて問い合わせも多く、同社の担当者は「規範性を示すことが辞書の生命線。『どちらの字も正しい』という立場は、できれば避けたい」と話す。


 同社では「このままでは国の定めた字体がダブルスタンダードになる」として、今月8日付で、「正しい字体」を判断する基準を設けるよう求める意見書を法務省に提出した。

なるほど。考えもしなかった。