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常任理事国入り、7月サミットでの支持ねらう 政府方針

http://www.asahi.com/politics/update/1229/002.html

 国連安保理常任理事国となることを目指している政府は、来年7月の英・パースシャーでの主要国首脳会議(サミット)を実現のための重要な機会と位置付け、日本の常任理事国入りにつながる安保理改革案が政治宣言などで支持されるよう関係国に働きかける方針を固めた。国連で安保理改革のための決議案が採択されるためには、米国など主要国がメンバーとなるサミットでの合意形成が欠かせないと判断した。
 21日に赴任した大島賢三・新国連首席大使や政府関係者が明らかにした。
 国連改革をめぐっては、アナン事務総長の諮問したハイレベル委員会が、11月に最終答申を報告。アナン事務総長は来年3月に、答申をもとにした国連改革案を各国に報告する。


 最終答申の中で安保理改革については、常任理事国を6カ国(アフリカ2、アジア2、欧州1、米州1)、非常任3カ国をそれぞれ増やす「A案」と、4年任期で再選可能な「新常任理事国」を新設する「B案」が示された。いずれも拒否権は付与されない構想だ。
 日本はA案に賛成しており、共同歩調を取るドイツ、インド、ブラジルの「G(グループ)4」の国々などとともに国連憲章を改正する決議案を提出し、総会で採択に必要な3分の2の支持を得る考えだ。

どっちにしても拒否権無しの常任理事国に何の意味が?