http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20051117i307.htm
米航空宇宙大手ボーイング社がスペースシャトルと国際宇宙ステーション(ISS)の関連事業を統合し、縮小する方針を決めたことが16日明らかになった。
2010年にはISSが完成し、シャトルが退役するが、この間の米航空宇宙局(NASA)予算が最大50億ドル不足する見通しが出てきた。このため同社は、統合で資金や人員を節約して合理化を図ることを決めた。企業側が予算不足を見越してリストラを決めたことで、ISS建設計画はさらなる縮小が避けられない情勢となった。
同社は、合弁でシャトルの運用会社を設立したロッキード・マーチン社やNASAと協議して統合時期を決める。後継機開発が本格化する2008年までには新体制が動き出す見通し。
サビシス