Aerodynamik - 航空力学

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日銀はゼロ金利解除で自らの手足を縛った

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20060719/106499/

 金融の自由化が進んで、金融政策はアセット市場に大きな影響を与えるようになった。今や、中央銀行にとっては、金融市場を流れるフローの資金よりもむしろ、アセット市場の方が調整しやすい。20年前、30年前とは金融政策の立ち位置が変わった。安定した貨幣需要関数というものが存在し得なくなったなかで、旧来の貨幣数量説理論に縛られた金融理論は捨て、新しい理論を構築すべき時期にきた。これは日銀だけでなく、世界の中央銀行に問われている課題だ。
 今後は、こうしたことを念頭に入れて金融政策を進めなければならない。例えば、物価が安定していても不動産価格や株価が異常に上がってしまうような“アセットバブル”が起きたときに日銀はどう対応するかが問われている。アセットバブルが起きたら物価が安定していても日銀は出動すべきだというのが私の考えだ。

確かにそうだな。


さて問題は、日本には「金が余っている」らしいのに、なぜかそれが自分の給与に反映されないのかということだ。