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Aerodynamik - 航空力学

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観覧記録 Perfume Night Vol.5(最終回)

日記 Perfume


今回をもってPerfume Nightは終了した。Perfumeファンイベントとして最大の規模になってしまったPerfume Nightを、今終わらせる意図は、オーガナイザーの言葉を直接読んでほしい。*1


今でこそ全国各地で毎週のように行われているPerfumeやその周辺の音を機軸としたクラブイベントだが、Perfume Nightは、その先駆者だった。Perfume Nightは、他のPerfumeがかかるクラブイベントとは少し趣が異なっていて、気取りのない現場オタの手作り感が溢れていた。オタに自由が与えられていた。一方でプロクオリティのVJと、Ustreamを使った中継など、技術的な挑戦も行われていた。

単なるクラブイベントを超えて、古参ファンから新参まで、誰に気遣うことなく思い切り振りコピとミックスとコールをぶちまけられるという、2006年の「美しかった、そして途轍もなく熱かったPerfume現場」の空気を、仮想的に2009年に再現させる、唯一無二のイベント、それがPerfume Night。

前回自分が書いた感想だ。自分がこれまで無条件に毛嫌いしていたミックスや振りコピへの考え方を、実際にPerfume Nightを目にして改めたし、現場にしかないもの、そういう空気を存分に吸った。
スタンディングライブの前方で凄まじい圧縮にもみくちゃにされながら、最前列を引き剥がしあい必死に喉を嗄らしてコールを叫ぶ、そんな狂気の現場は、今のPerfumeからは失われてしまった。彼らの行く当てのない熱気を、全て受け止めていたのがPerfume Nightだったのだろう。


毎回最後の宗像家*2コーナー、当人いわく「隔離ゾーン」は、オタ/古参の業の深さと悲しみのようなものがぶちまけられ、「手を伸ばしてももう届かない」あの頃の現場への郷愁を力の限りモッシュとコールに変えるという、他のイベントでは決してなしえない、それはある種「奇祭」のレベルにまで達した異種空間だった。


全てが終わった後も、名残惜しくて、ずっとその場に留まっていたかった。シティ新参の自分が、何故その後も「bitter」が出るまでしばらく在宅で静観していたのか。いくらでもチャンスはあったのに。学生時代、90年代前半のテクノムーブメントに乗れるだけ乗って、踊れるだけ踊った。だから、就職したらもう地下現場は卒業、そんな風に決めていた。そんなつまらない事で大人になれるなんて思っていた自分を、今となっては悔やむしかない。




最終回に、Perfume身内のちゃあぽんをゲストに呼ぶという、最大のオタ芸を繰り出して終わったPerfume Night。ちゃあぽんがいいレポートを書いてくれている。愛し方や表現こそ人それぞれだけど、やっぱりみんなPerfumeが好きなんだなあ。
http://ameblo.jp/nishiwaki-sayaka/entry-10276044468.html