観覧記録 南波志帆@HMV渋谷
Cymbalsの矢野博康を中心に、ノーナ・リーヴス、キリンジ、コトリンゴ、土岐麻子といった、その手の人には堪らない錚々たるポップス職人にプロデュースされて2ndミニアルバムをリリースした、16歳のポップシンガー、南波志帆。
中学三年生で1枚目をリリース、今年上京して初めて全国リリイベ回りを体験し、その最終イベが渋谷。入手した整理番号がかなり遅かったので見れるのかちょっと心配だったが、集まったのは50人位。運が良くするすると最前列をキープ。
南波さんは紺地に緑のチェックのゆったりしたワンピース、首にラビットファーを巻き、黒のタイツに黒のショートブーツ。何か言うたびに、マイクスタンドから一歩下がって丁寧にお辞儀をする姿が初々しい。
ライブは南波さん+ドラム+キーボードで、カラオケ音源に音を乗せる形式。とてもやさしく透き通る癖のない声、眼が合えば吸い込まれるような不思議な雰囲気。幼いのに、ちょっと大人びた空気もある、微妙な年頃。職人シティーポップスと絶妙なマッチングを見せる。
自分は男子校育ちだったので、こんな不思議な子がクラスにいたらどんなに素敵だっただろうか、なんて思ってみたりもした。
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