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Aerodynamik - 航空力学

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観覧記録 Perfume直角二等辺三角形ツアー@横浜四日目(追加公演最終日)


千秋楽。本ツアー4公演目。着席して驚いた。花道Y字分岐点のすぐ傍。視界は超良好。人間山脈もなし。最後の最後で良席を当てた。


米粒より小さかったり、スクリーン越しだったPerfumeの三人が、すぐ目の前でダンスをしている。そこに動きがあり、そこに熱があり、そこに命がある。スピーカーも近くて音質もバランスも良好。初めて最初から最後まで踊った。叫んだ。あれこれ考えていた事が全部吹っ飛んだ。本当に素晴らしい公演だった。


やはり、PerfumeのライブはPerfumeのライブであって、バンド演奏を聴きに来ているのではないし、DJの回す音を聴きに来ているのでもない。目の前であのダンスを見て、三人の生命力を自分の目で感じ、体全体で音を感じて、ようやく三人の溢れんばかりの魅力が分かるのだ。そんな当たり前の事を、ようやく思い出した。そう、Perfumeの魅力は馬鹿でかい会場ではまるで伝わらないのだ。スタンド席の最果てと、今回の席と、地方ホールの二階席、全部見てきてはっきり分かった。Perfumeにふさわしいのは、キャパ1000人のLiquidroomだ。


どうしてもでかい箱でやりたいなら、センター中央=S席、センター=A席、アリーナ=B席、スタンド=C席としてチケットの価格を変えるべきだ。本当に楽しみたいやつはそれだけ払えばいい、公演を見れればいいやつはC席でかまわない。


MC1=26分、MC2=15分、アンコールMC=24分。長い?もう十分鍛えられたよこの位。もういい加減コスプレ客と子供いじりはやめて、もっと3人の丁々発止の掛け合いを聞かせてくれよ。客いじりが面白かったのは、最前列を占める常連クソオタ達との馬鹿なやり取りが出来たころの話だ。そんなこと、巨大な会場でやったって面白くもなんともないよ。




結局、今回のツアーは斬新なところは何もなかった。「Perfumeの掟」「YoYoGi Disco Mix」のように、Perfumeのパフォーマンスを一歩前に進める企画もなかった。松井さんの照明設計が進化しただけだ。でも、肥大化したPerfumeを全国の一般層にお披露目するにはこれくらいでよかったのかもしれない。しかし、次は猛者ども限定のライブハウスツアーだ。一歩先、もう一歩先のパフォーマンスが見たい。見せてほしい。可能性を信じさせてほしい。




※追記
そういえばネタバレになるからと書かないでおいてすっかり忘れていたけれど、オープニングの「Take Off」はロングバージョンだった。曲自体は非常に短いながらも、ライブ用に既存曲の別ミックス音源を持ってきた事は、大いに評価しなければならないポイントだ。出囃子用やメドレー用のショートエディットや、「YoYoGi Disco Mix」のような既存曲の再編集を別とすれば、既存曲のライブ用別アレンジはこれが初出になるのか。CDと同じ音源をただ流すだけのライブから前進する一つの手段として、今後の展開に大いに期待したい。
要するに、もうそのままでは使えない「GAME」以前の曲などを、完全フロア仕様に刷新してセットリストに組み込む、などの展開が欲しいのです。