- 091219 Aira Mitsuki LiVE TOUR 2009「PLASTIC」AFTER PARTY@Vuenos Tokyo
今年の夏に東名阪をまわった「PLASTIC」ツアー、その後の月に1度、全3回のアフターパーティー。
ツアー最終日で、その時点でのAiraが出来る事は全て出し尽くしたのだろうから、特に新しい音源も出るわけでもないし、アフターパーティーは行かなくてもいいかと思っていた。というわけで、2回目の「DJ Aira」お披露目回*1以外はチケットを押さえていなかったのだが、縁あって3回目、つまり今日のチケットが手元に届く。
用事が押して開演ぎりぎりに会場に到着、上着をロッカーに詰め込み急いでフロアに下りると、もうフロアは人で一杯だ。確か250人限定のはずではなかったか。なんだかもっと入っているような気がする。ファン層の被るPerfumeの女性限定ライブが近くの会場で行われていることもあってか、今回は女性客がほとんど見当たらず、フロアは男だらけのむさ苦しい異様な熱気に包まれ、あっという間にメガネが曇り始める。
定刻通りにステージにダンサーが現れ、Airaはドラムセットにスタンバイ。デコルテが露な赤のスパンコールドレス、髪にも赤く大きな花が。スタートはLenny Kravitzのカバーから。この曲でAiraがドラムを叩くのは初めてか?
上にも書いたように変化には期待していなかったのだが、なんとここで2曲がリアレンジバージョンで披露された。CD音源のアテ振りでは飽きてしまう、ライブ用のアレンジを作れと、常々Perfumeの記事でも書いていたが、Airaに先に実現された。
「BARBiE BARBiE (After Party live edit)」は「Born Slippy(オリジナル、NUXXじゃない方)」のブレイクビーツ部分をサンプリングしてエディットしたようなゴテゴテしたアレンジで、サビに至っては原形のメロディーを留めていない。サビで手を振ろうとしたオタがタイミングが分からず混乱する、そんななかなかの挑戦っぷり。続く「ハイバッシュ (After Party live edit)」はやはり原曲と別物のイタロディスコに。突いてくる所がなかなか面白い。2曲ともにフロアフレンドリーとは言い難いアレンジだったが、この企画は今後もどんどん進めていって欲しい。
なお、この2曲はこちら*2で限定販売する模様。こういうものは販売しなくてもライブだけで聴けるアレンジとして取って置いてもいいけどな。
それからはほとんど休みもなく最後まで突っ走る。オタの熱気で、会場の温度湿度が凄い。酸素が薄い。
「ニーハイガール」「Summeeeeeeeer Set」などの曲にも、イントロが付け加えられていたりと、ライブ用に細かいアレンジが施されてきていて、スタッフの熱気が伝わってくる。最後はすっかり定番となったタオル回しで締め。なぜかこの曲の時だけはオタの理性のスイッチが壊れて皆暴走状態になる。一曲でもそういう「祭り」の曲があると、ライブは一気に楽しくなる。
ツアーのアフターパーティーにもかかわらず、ここでも新しい要素を繰り出してきたデートピアの動きの軽さには感心する。ライブに行く度に変化と成長が感じられるというのは、とても魅力的な事だ。一方で同じ事務所のSaori@destinyのライブは半年以上停滞状態だったが、来年頭からようやく事務所も本腰を入れて色々繰り出すとの事なので、こちらにも期待が高まるところだ。
- Rock And Roll Is Dead(ドラム)
- チャイナ・ディスコティカ
- サヨナラTechnopolis
- MC
- BARBiE BARBiE (After Party live edit)
- ハイバッシュ (After Party live edit)
- MC
- ファンタジー・キャンディー
- Sazae Funkadelic(和傘)
- Change My Will
- ニーハイガール(キーボード)
- Cosmic Chopper(ステッキ)
- Spring Sky
- Bad Trip
- MC
- Distant Stars
- サプリ
- MC
- プラスティックドール(ドラム)
- Freedom Star
- ロボット・ハニー
- カラフル・トーキョーサウンズ・No.9
- Summeeeeeeeer Set(ショルキー)
- EN
- イエロー・スーパーカー