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Aerodynamik - 航空力学

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観覧記録 「DJ Aira Vol.2」 aka Aira Mitsuki@中目黒SOLFA


Aira Mitsukiの二回目のDJプレイ。
狭いSOLFAにオタぎゅう詰めだった11月の初回DJの時*1よりはフロアに若干余裕がある。


まずは前回のCherryboy Functionと同様にAiraのリミックスを手がけた繋がりで、Traks BoysのK404が登場。
Gui Boratto「Azzurra」、Dennis Ferrer「Hey Hey」など、BPM130弱のクールなテック寄りハウスで心地よい流れを作り、最後は必殺のメロウトラックMatias Aguayo「Minimal (DJ Koze Remix)」で締めるという素敵なプレイだった。しかし、やはり前回と同様にAira目当てのオタにはまるで届かなかったようで、40分のプレイの間、フロアはほとんど無反応、最後にK404が音を切っても暫く静寂、その後パラパラと拍手が鳴り、K404は静かにブースを去っていった。


次にDJ Aira。肩、胸元も露にセクシーな銀のスパンコールドレスに身を包んでいる。茶髪から黒髪に戻したため、ライトに煌く服との対比が美しい。


そして始まったのは、40分のプレイ。1曲目からハードなエレクトロハウスでテンションを上げ、次は・・・と思っていると、1曲目がそのまま曲の最後までいってフェードアウト。反対のチャンネルの音が出せなかったようだ。スタッフがミキサーをいじって仕切りなおし。ああまたこんなレベルか・・・と正直がっかりしたのだが、それはこの後見事にひっくり返された。


11月の初回のDJ Airaでは、UKロックのつかみで驚かし、数曲エレクトロ、そして乙女ハウスHALCALIブギー・バック、そして余った時間は自分の曲コーナーで無理矢理盛り上げと、短い時間にあれこれとっ散らかった印象しかなかったが、今回は持ち時間全部にガチのエレクトロハウスを当ててきた。迷いが無い。選曲も、全体の流れも、しっかり組み立ててあり、感動すら覚えた。繋ぎのテクニックも相当上達しており、重ねるところまでは行かないが、流れを止めないスムースな切り替えでフロアの足を止めさせない。無理矢理な煽りも全く無し。1ヶ月ちょっとでここまで腕(選曲とミックスの技術)を上げてくるとは正直期待していなかったのでびっくりした。
ハードなエレクトロの流れでフロアがダレてきた時に、RAVEXTRF「Survival Dance」ネタものを投入して沸かし、そのまま「エスニック・プラネット・サヴァイバル」に繋ぐ流れは、事前に組み上げてきたセットリストにしてはよく出来すぎていたほどだ。

  1. Sawagi / Ibiza
  2. Madonna / Celebration (Paul Oakenfold Remix)
  3. Passion Pit / The Reeling (Yasutaka Nakata capsule Remix)
  4. MSTRKRFT / Bounce (The Bloody Beetroots Remix)
  5. Aira Mitsuki / Bad Trip
  6. Laidback Luke / Blau! (LA Riots Remix)
  7. Shinichi Osawa / EEAA
  8. Nirvana / Smells Like Teen Spirit (Patrick Alavi Remix)
  9. Escape / The Toxic Avenger (The Bloody Beetroots Remix)
  10. Aira Mitsuki / Beep Count Fantastic (Feat.Terukado)
  11. Digital Freq / Disco Falls
  12. Ravex / V.I.P.P. (Very Important Party People) feat. TRF & Verbal
  13. Saori@destiny / エスニック・プラネット・サヴァイバル
  14. Aira Mitsuki / HiGH SD スニーカー (Big Beat Crush rmx)

しかし相変わらずオタはほとんど無反応。もうこれはどうしようもないのだろうか。MSTRKRFTの辺りで、後方で見ていた一人の果敢なオタが「俺が盛り上げてきます!」とフロアの真ん中に突っ込み、手を挙げ奇声を上げて場を盛り上げようとするも、全然周囲はついて来ず、1分くらいですごすごと退散する場面も。


ここで一旦MC。最近自身のMacBookDTMを始めたAiraだが、その練習として「残酷な天使のテーゼ」にドラムだけを乗せたものをこっそり披露。まあこれはまだ全くリミックスの域にも達していないので今後に期待。
最後に自身の定番「イエロー・スーパーカー」でようやく盛り上がり、アンコールでK404と再登場。さすがに「サヨナラ TECHNOPOLiS (Traks Boys Rmx)」をやるわけにはいかないので、オリジナルの「サヨナラ TECHNOPOLiS」に生歌乗せで。

  1. 高橋洋子 / 残酷な天使のテーゼ (Aira Mitsuki Remix Demo)
  2. Aira Mitsuki / イエロー・スパーカー
  3. Aira Mitsuki + K404 / サヨナラ TECHNOPOLiS


Airaの面白さは、ダンス、楽器、トーク、挑戦するあらゆるものが見るたびに成長していくところであり、今日はそんなに簡単なものではないと思っていたDJにも、それを見ることができた。前回は酷く不完全燃焼だったが、まあそれも初めてのこと。今回はその成長の過程を見届ける事ができてとても有意義なイベントだった。




PLASTIC(通常盤)

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