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Aerodynamik - 航空力学

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Perfume × Natural Beauty Basic

Perfume

http://www.selecsonic.com/special/naturalbeautybasic/focus4/
http://www.naturalbeautybasic.com/movie/


あ、そっちへ行くのか、という印象。アパレルCMはあまり大量投入されないので、「大型」タイアップの相手としては少し弱い気もするが、随分とこざっぱりとしたCMで、これまでPerfumeに見向きもしなかった保守的な女性への高感度も少しは上がるのだろう。同時期に始まった、同じナチュラル路線を引くearth music & ecorogyの宮崎あおいのCMがあまりにもインパクトが強くて、なんか比較すると残念だがそれはそれ。


Natural Beauty Basicは、「キレイめカジュアル」と言えば聞こえはいいが、会社の新人の女の子が仕事用にとりあえずブラウスを買う的な、かなり低価格で地味で無難な通勤着ブランドだ。フェミニン、セクシー、どちらとも距離を置く、無個性さが特徴。ターゲットは20代前半か。Perfumeとは同世代。それ以上の年齢になると、まずインナー位しか用がない。
ブランド名に「Basic」と打つくらいに地味で保守的、Perfumeを好んで聴く女の子とはかなり遠い。mixiのNBBコミュニティを見てみたが、PerfumeがNBBのキャラクターとなる事に、やはり現時点で9割が拒否を示している。むしろナチュラルの正反対ではないかという反応で、電子音にAutoTuneのどこがナチュラルなのかと言われてしまうと確かにそうですね、としか言いようが無い。Perfumeの3人はいたってナチュラルなのだけれどね。


そんな保守層にもアピールできるように、一瞬耳を疑った「ナチュラルに恋して」というタイトルも歌詞も、とても分かり安すぎる路線を敷いている。今まで中田ヤスタカが「かっこいいい」というセンス一点でやってきた部分とは程遠いが、これはタイアップありきの曲だから何も言うまい。「攻める」、というのが、F1の中でも相当に保守的な人たちへのアピールなのであれば、まあそりゃ攻めてるな、とは思うが・・・。


大衆を相手とするポップス仕事で一番面白いのは、普通ではそんなサウンドは絶対聴かないだろう人たちへも、うまくメディアが煽ってくれれば刺激的な音がその耳へ届いてしまうことだ。CMを見る限りはヤスタカは相変わらずタイアップ系はいい仕事をしてくれているなと思う。
サウンドはまたScritti Politti的な感触で、「Dream Fighter」「ワンルーム・ディスコ」にあった鼻につくJ-POP臭も無いようだ。こういうポップでインテリジェントでホワイトファンクな楽曲はとても好きなので、早くフルで聴いてみたい。




不自然なガール/ナチュラルに恋して(通常盤)

不自然なガール/ナチュラルに恋して(通常盤)