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Aerodynamik - 航空力学

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Perfume「不自然なガール」PV 解禁

Perfume



今回も、ラジオで音解禁の直後に映像も解禁。公式チャンネルの動画を貼っておく。残念ながらこの90秒プレビューよりも、曲後半の方が「圧倒的に挑戦的で面白い」内容となっている。後半を見ずして判断を下すべからず。あれこれ探すなりCS放送をチェックするなりするか、もう少し待ってDVD付き初回盤を買おう。


「今年は攻める」のテーマ通り、これまでにやっていない様々な演出に取り組んでおり、関和亮×Perfumeとしても、そして特にMIKIKO×Perfumeとしても、明らかに「ネクストステップ」へ行ったという感動がある。「Dream Fighter」以降の、関PVのアベレージヒッター感を見事に払拭している。
今作は特に、大本さんの手足の美しさが映えるヴォーギングなど、NYのゲイスタイルを存分に発揮するMIKIKO先生の気合の入り方が半端無い。


これまでになく色使いが印象的。ロシア構成主義好きとしては、配色といい小道具といい、ロトチェンコあたりを想像してしまうのだけれど。





同時解禁された曲については、個人的な感想を言えば、PVの衝撃を超える印象は今のところ得られていない。
ポリリズム」でヒットを飛ばして以降、Perfume陣営は意図的にダンスチューンをシングルとして勝負することを止めてしまった(YAMAHA中脇氏の証言*1) のだから、ようやく再び「ここ」へ戻ってくるには、何らかの変化を引き出すトリガーを必要としたのだろう。それが、結成10周年、といったタイミングと「攻める」のキーワードなのか。
そう、戻っているといえば、これはスタイル的には「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」の頃まで戻ってしまっている。もちろんサウンドもAutoTuneの使い方の細やかさも全く別物だが、スタイルとしては新しいものではない。「ナチュラル」での「変化」に思わず興奮させられた以上、表を張る曲として期待した上でこれを聴いても「ふんふんそうなのか」と冷静になってしまうのも若干否めない。これが吉と出るかどうかは正直どうでもいい、同じダンスチューンでも、もっと新しい世界を見せて欲しかった、というのが正直なところ。




両A面での仕掛け、タイトルは「不自然」と「ナチュラル」で対を成す、というネタを知った時は随分と面白いなと思ったが、実際に曲を聴いて「二人の女性が『メール』を介してある一人の男性とそれぞれ繋がっている」、という設定にちょっとぞっとした。ヤスタカも21歳の女性にこういう曲を歌わせるようになったんだなあ。


「不自然」

相談があるからって キミにメールを打つの
本当の質問は まだまだ聞けないけど


とりあえずメイクして キミのメールを待つの
きっとこのまま待って ただ期待だけをして

「ナチュラル」

忙しそうにしているキミの携帯電話
ちょっと誰から メール届いているの?


キミは人気者だし 不安にもなるけれど
そうやって笑うたび 安心しちゃうの


不自然なガール/ナチュラルに恋して(通常盤)

不自然なガール/ナチュラルに恋して(通常盤)