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Aerodynamik - 航空力学

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Perfume、今年2枚目のシングルリリース決定、そして加速するメディア戦略

http://natalie.mu/music/news/33219


話題が尽きないという意味で、いいテンポでリリース情報が来た。
今年は「攻めの年」ということだが、Perfumeのコメントによると、そのベクトルは「音源リリース」と「メディア露出」と「東京ドーム公演」という方向に絞っているようだ。となると、音源は前年比以上、つまり1年に3枚はリリースして欲しいところだ。8月のシングルリリースとそれに伴うメディア露出、11月のドーム公演の準備の間にもう一枚のリリースを挟むのは、スケジュール的に少し難しく感じる。「Dream Fighter」の時は、武道館公演が11/06、その2週間後の11/19に音源リリースというタイミングが取られたので、今年3枚目のリリースがあるとすれば、似たような形が取られるのかもしれない。


残念ながら「Lovefool」は次のシングルには収録されないとのことだが、ここで入れないとなると、もうCD化は難しいだろう。中田ヤスタカのある種の完璧主義、MEGのアルバム「Beautiful」の顛末などを見ても分かるように、毛色の違う曲をボーナストラックなどとして収録するようなことを彼が善しとするとは思えないからだ。




有難いことに、既に2曲共にタイアップが付いていると発表されている。他に何も材料が無いところであれこれいっても意味がないが、少なくとも、アパレルと飲料業界ではない、ということは確かだ。


継続するテレビメディア露出。この仕事を取ってくるのがAmuseあるいは徳間ジャパンのどちらの部隊なのか、あるいは連携しているのかは分からないが、徳間ジャパン内では最近興味深い動きがある。


徳間ジャパンの3/1付の人事異動を見ると、プロモーション部門が再整理されている。*1 また、5/1付の人事異動では、*2 執行役員 制作本部副本部長 兼「Team Perfume」部長であり、長年Perfumeのサウンドの面倒を見てきた白石博勢氏が「Team Perfume」部長の座を離れている。そして、委嘱・マーケティング本部本部長 兼 開発営業部部長である嶋野典和氏が新たにその座を兼任し、また「Team Perfume」副部長には、制作本部 A&R1部アーティストプロモーショングループ長である田島文剛氏が兼任で就いている。


詳しい内情は分からないが、少なくとも肩書きだけ見れば、「Team Perfume」は、サウンド制作部隊から、マーケティング/プロモーション部隊へと力点が移動したことになる。この事は、今後のPerfumeの消費のされ方に大きな影響を与えることになるのだろうし、よりメディア上の戦略が加速していく事にもなるのだろう。彼女達をテレビや雑誌で目にする機会も増えるだろう。「Perfumeプロジェクト」の巨大化はますます進んでいく。しかし、やはりPerfumeは楽曲のクオリティがあってこそ、という立場から見れば、あまり気持ちのいい動きではないかもしれない。


ファンは贅沢なものだし、あれこれ言うのも自由だろうから寝言を書いておこう。個人的には、Perfumeが多くの人に愛されたきっかけは、プロモーションの成果ではなく、2006年末から2007年前半におけるYoutubeニコニコ動画のサービス開始/普及によるバイラルコミュニケーションに負うところが大きいと思っている。良い物が口コミで伝わってゆく過程の興奮を見ていたものにとっては、テレビ上でのPerfumeの活躍は嬉しい限りだが、決してそれが活動の中心ではない、そしてそれはPerfume本人達も言うように、良質な楽曲提供、そしてライブであってほしい、そう願ってやまない。




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