Aerodynamik - 航空力学

はてなダイアリーからはてなブログへ移行中

Perfume「GAME」、ゼロ年代アルバムベスト10に選出される@Music Magazine 2010年7月号

http://musicmagazine.jp/mm/


そのCDが名盤であるかどうかなど、その人の心の中にしか存在しえない。だから、こういった名盤ランキングなど無意味だと思ってスルーしていた。しかし、Perfumeの音源が同時代にどの様な音楽的評価を受けていたのかを測るために、売上以外の指標として音楽誌の評価も記録として残しておくべきなのかと思い直した。
勿論これはMusic Magazine誌という、ある種の良心でありながら偏ったリスナーを抱える音楽誌でのセレクトである事を踏まえなければならないけれども。



Music Magazine誌 50人が選ぶ2000年代アルバムランキング(邦楽編)

順位 アルバム 発表年  
1 ゆらゆら帝国
/空洞です
2007 空洞です
2 Cornelius
/Sensuous
2006 Sensuous
3 Cornelius
/Point
2001 point
4 鈴木慶一
/ヘイト船長とラヴ航海士
2008 ヘイト船長とラヴ航海士~鈴木慶一 Produced by 曽我部恵一~
5 ハリー細野&ザ・ワールド・シャイネス
/Flying Saucer 1947
2008 FLYING SAUCER 1947
6 Rei Harakami
/Red Curb
2001 Red Curb
7 相対性理論
/ハイファイ新書
2009 ハイファイ新書
8 Pizzicato Five
/さ・え・ら ジャポン
2001 さ・え・らジャポン
9 Perfume
/GAME
2008 GAME
10 砂原良徳
/Lovebeat
2001 LOVEBEAT
11 トクマルシューゴ
/Exit
2007 EXIT
12 椎名林檎
/勝訴ストリップ
2000 勝訴ストリップ
13 山本精一
/クラウン・オブ・ファジー・グルーヴ
2002 クラウン・オブ・ファジー・グルーヴ
14 Date Course Pentagon Royal Garden
/Report from Iron Mountain
2001 REPORT FROM IRON MOUNTAIN
15 山下達郎
/ソノリテ
2005 SONORITE(通常盤)
16 ECD
/失点 in the Park
2003 失点 in the park
17 宇多田ヒカル
/Deep River
2002 Deep River
18 Ego-Wrappin'
/満ち汐のロマンス
2001 満ち汐のロマンス
19 ウリチパン郡
/ジャイアント・クラブ
2008 ジャイアント・クラブ
20 安室奈美恵
/Play
2007 PLAY


単に「9位にランクイン」とだけ書いても全く意味をなさないと思うので、20位まで引用。Music Magazine誌に権威など感じなくても、その尺度は分かるだろう。鈴木慶一細野晴臣が上位にある辺りが同誌らしい。「GAME」コメントは編集長自らによるもの。

パフュームはアクターズ・スクール広島出身の女子3人組。00年結成で、中学3年生になった03年に上京、05年にメジャー・デビューした。
その間、地道に”どぶ板”キャンペーンをこなして知名度を上げていくのだが、それゆえ彼女達のパフォーマンスには、一見さんにも覚えていってほしいという真剣さが染み付いている。その泥臭さと、capsule中田ヤスタカが作るかっこいいテクノ・サウンド。未来的であり身近でもある歌詞が同居するところが魅力だ。
浮上のきっかけとなった「チョコレイト・ディスコ」、ブレイク曲「ポリリズム」を含む本作は、彼女達に初のチャート1位をもたらした。挑戦的でよく練られた楽曲満載で、凡百のJポップとは一線を画す。また、この頃に彼女達の音源/映像を使ったマッシュアップニコニコ動画に続々上がり、昨今流行のニコ動で音楽を聴くスタイルの先駆となった。(高橋修


2度のPerfume特集を組んだ同誌だが、あの砂原良徳「Lovebeat」の上に「GAME」があることに驚く。どちらもリリースされた時の衝撃が大きすぎて、自分にはその価値を客観視できない。


ちなみに「Complete Best」には僅か1票、そして「トライアングル」は0票。やはり、2008年にあの音が鳴らされた、というところに最大の意義がある。




MUSIC MAGAZINE ( ミュージックマガジン ) 2010年 07月号

MUSIC MAGAZINE ( ミュージックマガジン ) 2010年 07月号

GAME

GAME