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Aerodynamik - 航空力学

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観覧記録 Joris Voorn/Technasia@新木場ageHa

music



酷くストレスの溜まった一週間だったので、金曜の夜にクラブへ行こうかと思ったが、KanzleramtのJohaness Heilも、Snork EnterprisesのJens Zimmermannも、地震原発事故の影響で来日中止とのことで、そのまま翌日の昼過ぎまで寝ていた。その後日曜日の予定が無くなったため、やはりどこかクラブへ行こうと思い調べてみると、Joris VoornTechnasiaという組み合わせのパーティーがあったので、足を運んだ。


新木場のageHaは相変わらず客層が若い。そしてチャラい。良質なスピーカーがフロア上部をぐるりと囲み、フロアのどこにいても上から良い音が降ってくる、そして良い音なので一晩聴いても疲れないという、音的には素晴らしい箱なのだが。


WIREで何度も来日しているJoris Voorn。どストレートなテクノから、デトロイト系のピアノリフが印象的なハウス、ディスコサンプリングハウス、シカゴハウスのような変態ズンドコハウスまで、普段の繊細な音源とは大分離れたバラエティ豊かな選曲。派手なブレイクも頻繁に入れて客を煽る。若者だらけのフロアは驚くほどに沸点が低く、あっという間に大盛り上がり。そして東日本大震災の為に作られたチャリティ楽曲「Incident (Miyagi)」もプレイ。この収益は義援金へと寄付されるので、ぜひBeatportで購入してほしい。*1







Jorisの2時間のプレイは非常に楽しくハードに踊らされたが、4:30と深い時間になってようやく1.5時間のTechnasia。ペース配分を忘れて既にふらふら。Technasiaのプレイを前回観たのは初回のWIRE 99だから、もう12年も前だということにしばし唖然とする。そりゃ自分も年を取ったはずだ。


香港のAmil KhanとパリのCharles Siegling、二人組だったTechnasiaは、90年代後半から2000年代前半までデトロイトの影響を強く受けた素晴らしい楽曲を連発していたのだが、Amil Khanの本業の不動産業が多忙らしく、ここ数年はCharles Sieglingのソロとなっていた。デトロイト成分はAmilが担っていた様で、今回のプレイは流麗な上物メロディが無くなって、トライバル成分やや多めの、芯だけのハードテクノハードテクノがあまり展開も無く続くプレイに。以前のスタイルがとても好きだったので、ちょっと残念だ。


踊りつかれてラウンジに戻ると、ageHa名物エロかっこいいポールダンス開催中。ダンサーの体があまりに鍛え抜かれているのと、衣装がエロというよりアーティスティックで、ダンスもアクロバティックなポーズを取る物が多く、「すげー」と間抜けに口を開きながら鑑賞。


結局6時までハードテクノで踊り続け、その後のアンコールで、ようやくCharlesが「Force」を流す。音を止めた後はアカペラで少し歌う謎のサービス付き。





よく行くelevenなどと比べれば、今日の演者の面子でも、ageHaは相当に客層が若くそしてチャラい。丸井ドメスティック系大学生までいる。なんとなく肩身が狭い気分になった。クラブミュージックは新陳代謝が激しすぎて、10年経てばもう老害だ。なんと寂しいことか。アイドル現場なんかおっさんばっかりなのにな。
チャラい客も多い中、一人で踊りに来ていたと思われる、栗山千明みたいな長身細身で長い黒髪の子が、ホットパンツにタイトなTシャツとスニーカー、手に水のペットボトルだけという飾らなすぎる格好で、一晩中踊り続けていた。次々と彼女に寄ってくるナンパを完全無視で、ただひたすら黙々と踊ってたのがとてもかっこよかった。




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