Perfume東京ドーム公演インタラクティブ演出は予算オーバー、制作者持ち出しで実現されていた
真鍋大度氏のブログより。
ドームの本当の秘密はライゾマは持ち出しでコンサートの演出をしたというところですね。
この辺は大きな反省点でもありますが、限られた予算内では
実現出来ない演出も多く、ライゾマ社内で検討した結果赤字でも良いから
やり切ってしまおうと言うことになりました。
理解ある仲間達に囲まれて幸せであります。
その規模から言っても東京ドーム公演は最大級の実験の場でもあり、当初の予算計画から膨らんで赤を出したとしてもやりきりたい意義のある仕事だったということか。Perfume側(特に関監督、MIKIKO先生といった演出家陣)も、4nchor5 Lab、Rhizomatiks側も、結果としてこの公演を通して得られたものは非常に大きかっただろうし、さらに今後に繋がるものであってほしい。
赤字を承知でPerfumeの仕事を請けたといえば、鳴かず飛ばず時代のPV制作エピソードが連想される。インディーズ時代から、PV制作を受注したooo(Triple-O)の代表永石勝氏がPerfumeに惚れ込んで、あまりに少なすぎる予算の1.5倍の額を使ってPVを制作し、「ビタミンドロップ」のアニメーションや、「エレクトロワールド」「Twinkle Snow Powdery Snow」「ポリリズム」のCGなどで驚異的なクオリティを叩き出しているGONZOには、元GAINAXのGONZO社長との旧知を頼んで原価発注していたという。
映像作家100人DVDには制作風景やリハの映像を収録する話も
あったのですが、立ち消えてしまいました。残念。
ドーム関連のドキュメント映像やプロトタイプ、没ネタを
展示が出来ればと思っていたのですが時間が経ってしまったので
また次の機会ですかね。
これはぜひ観たいけれど、Amuse側のコントロールがあるので実現は難しいだろうな。
なんにしても、ドーム公演のDVDが欲しいとこですね。。素直に予約して買えば良かった。。
(出来れば初回限定版、、もう遅いですかね、、)
この業界は関係者に完成品の配布はないのか。初回盤には「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10」も収録されているというのに。