観覧記録 さくら学院バトン部 Twinklestars「プリーズ!プリーズ!プリーズ!」リリースイベント@渋谷タワレコ
- 110705 Twinklestars「プリーズ!プリーズ!プリーズ!」リリース記念ミニライブ@渋谷タワレコB1「STAGE ONE」
Amuseの送り出すローティーンユニット「さくら学院」1stアルバムのリリースイベント*1 には、バトン部「Twinklestars」の楽曲を目当てに行ったのだが、その時は披露されなかった。今回はTwinklestars単体のリリースイベントということで、無理を押して足を運んだ。
シングル2作目も、作詞作曲編曲に沖井礼二、PV監督に山口保幸。洗練されたCymbalsの世界観を存分に楽しむことができる。そして振り付けは今回もMIKIKO先生。バトントワリングの経験があるとのツイートに驚く。さくら学院の前身「可憐Girls」の頃から振り付けを担当していたMIKIKO先生だが、バトン部は企画段階から先生ありきということか。
mikiko_san mizu mikiko |
中学の時はバトン部でした。 | link |
観客は200人弱。前回さくら学院を見た時には司会としてAmuseから荘口彰久が起用されていたが、今回も、さくら学院の「教師」として、やはりAmuse所属の森ハヤシが登場。大手事務所の体力。教師が一通り客を煽ったあと、Twinklestarsがステージに登場。あまりの幼さに一瞬ドン引きする。やはりこの壁は高い。こういうものを愛でてはいけないと、本能レベルで拒否反応を覚える。しかし、楽曲が始まってしまえば、この洗練された楽曲と、まったく泥臭いところがない、まるで貴族のような清潔でまっすぐな佇まいの少女達、多分それはあまりにできすぎた組み合わせで、さらに新しい楽曲ほどバトン捌きとフォーメーションが目に見えて複雑になっていく、そしてそれによって引き出される非現実的なまでのソフィスティケイト感。これは洗練された人達による、少女を媒介とした一つの知的な試みなのだ、とにかく、ステージからは一瞬たりとも目が離せなかった。萩尾望都の作品のように、不可侵たる幻想的なまでの美しさを湛えたこの場で、ミニライブの後に「握手会」が存在しないことは、必然だった。
- Dear Mr.Socrates
- プリーズ!プリーズ!プリーズ!
- Twinklestars 1学期 期末調査(観客からの質問コーナー)
- 天使と悪魔