Aerodynamik - 航空力学

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観覧記録 Negicco「愛のタワー・オブ・ラヴ」ミニライブ@新宿タワレコ


  • 20130215 Negicco「ミニライブ&ハイタッチ&サイン入りポストカードお渡し会」@新宿タワレコ7F


小西康陽がconnieさんに「7インチを切ってほしい」という話をしてから丁度一年、遂に「圧倒的なスタイル/ガッター! ガッター! ガッター!」が7インチアナログ盤でリリースされた訳だが、ぼさっとしていたら予約分で完売していた。信藤三雄リスペクトなジャケットといい、「東京は夜の七時」ネタの楽曲といい、手元に置く価値のある盤だっただろうなあ。*1


「愛のタワー・オブ・ラヴ」はこれまでと趣向を変えて、Nona Reeves西寺郷太プロデュース。Negiccoの衣装もいつになくハードな黒のライダースジャケットで強気な感じ。図太いオートアルペジオ的シンセベースの音色/ラインといい、ミニマルなストリングス使い、ゲート感なドラム使いといい、Carl Craigデトロイトエレクトロ第二世代なトラックに悶絶した。インストアイベントではその低音は全く出しようがない。だからこそ低音がビリビリ鳴るフロアで聴く意味があるし、フロアで聴かなければ分からない曲でもあるだろう。


西寺郷太/connie/エンジニア兼重哲哉の三者がステージに呼ばれて挨拶。ローカルアイドルと担当プロデューサがセットで愛される風景が暖かい。「初回盤は何と嬉しい事に入手困難になっているそうです。まるでPerfumeさんみたい!」とはしゃぐメンバーはPerfumeと同じ時代を戦ってきた十年選手。彼女達は夢を追い続ける。


connie作ハウスポップ「パーティーについて。」では、「wavy 鯨」≒「Baby cruising Love」、「Hearty Party」≒「Hurly Burly」と空耳的にPerfumeネタを突っ込んでいるのだが、その単語一つで楽曲の肌触りが全く変わる。歌っている方も発声自体がとても気持ちが良さそうだ。声に出して気持ちい単語。他のユニットの楽曲で中田ヤスタカの言語センスの突出した部分を実感する。


  1. あなたとPop with you!
  2. トキメクMERMAID
  3. 愛のタワー・オブ・ラヴ
  4. パーティーについて。
  5. 圧倒的なスタイル

Negicco / 愛のタワー・オブ・ラヴ




愛のタワー・オブ・ラヴ

愛のタワー・オブ・ラヴ

  • アーティスト:Negicco
  • T-palette Records
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