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下にも書いたけど、著作権法改正案が原案のまま可決された。

田舎に住んでいた頃によくあった、メジャーなアーティストの国内盤CDと演歌のカセットしか置いてないような近所の小さなCD屋。
それしか知らない人生もあったと思う。
世の中にはカウントダウンＴＶで流れてる音楽しかないという人生。
そういう友人だって沢山いる。

「何が好きなの？　邦楽？洋楽？」
そういう人生だってある。B'zファンがエアロスミスを聴いてるだけでみんなからは音楽マニア扱い。
僕はそういうところで育った。

だからこそ、好きなものを自由に選択できるようになった今、その権利は絶対に侵されたくないのだ。

輸入盤が買えなくても国内盤が出てればいいよ。解説読むのは楽しいし、歌詞の翻訳だってとてもありがたい。ボーナストラックがあればなおうれしい。
好きなアーティストがCCCDしか出さなくなっても、しかたないからそれを買うよ。
ただ、変な規制が始まって、国内盤の出てる輸入盤だけでなく、国内盤は出ないけど素晴らしい音楽までが入手しづらくなるのが嫌なだけだ。

付帯決議に拘束力はないけど、形に残せたのは価値のあることだ。それを無駄にしないように、これからも、いち消費者としての訴えは続けていこう。