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檎・苺OK、屍・呪も!…人名用漢字に578字追加案

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040611it03.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040611ic07.htm

追加された主な字は、「桔」「梗」「撫」「苺」など。今秋以降は、これまでに認められている漢字との組み合わせを含め、「桔梗(ききょう)」「撫子(なでしこ)」「林檎(りんご)」などの名前も誕生しそうだ。


 追加される漢字の中には、「糞」「屍」「呪」など人名にふさわしくない漢字も含まれている。この点について、法制審では「専ら当該漢字が『常用平易』と認められるか否かの観点から選定を行った。漢字の意味(人名にふさわしいか否か)については一切考慮しなかった」としている。

「糞」「屍」「呪」「淫」「姦」「娼」「癌」「糞」「禿」などの名前としてどう考えても相応しくないものが追加になってるが、「意味については一切考慮しなかった」?
わざわざ「人名用漢字」として限定してるのに?

法務省民事局は「親の価値観は多様化しており、漢字の意味にこだわらず、音だけで決めるケースもある。法律の条文に忠実に、使える字をむやみに制限すべきでないとの考えを優先させた」と説明している。


人名として不適切ではないかとの指摘に対しては、「どの字を使うかは、名付ける親の常識や責任に委ねられる問題だ」としている。しかし、仮に「糞」などの出生届が出された場合、市区町村はこれを受理せざるを得ない。法制審の一部の委員からは「一定の使用制限を設けないと、新たな形の児童虐待を生みかねない」との意見も出された。


 東京都昭島市で1993年8月、長男に「悪魔」と名付けた出生届が出された問題では、東京家裁八王子支部が審判で「子の利益を著しく損なうものや、子の人格を冒とくするような名は避けるべきだ」と指摘した。ただ、親の命名権は原則として自由で、受理できない名前について法律では明文化されていない。

「親の価値観は多様化して」いて、「名付ける親の常識」が壊れちゃってる人が沢山いることをよく考えてみましょう