Aerodynamik - 航空力学

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「Winny作者の逮捕で,研究成果のソフト公開を中止」――ソフトウェア科学会P2Pシンポジウムから

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/NEWS/20040914/149922/

 「Winnyの作者が逮捕されたことなどから,研究の成果であるP2P型ソフトウエアの公開を思いとどまった」――9月14日,日本ソフトウェア科学会による「P2Pコンピューティング‐基盤技術と社会的側面」と題するシンポジウムが開催された。パネル・ディスカッションの中で,独立行政法人 科学技術振興機構 研究員 阿部洋丈氏は,開発者の法的リスクを懸念し,匿名プロキシ・ソフトウエア「Aerie」の一般公開を中止したと語り,事件がソフトウエアの研究開発に影響を及ぼしている状況をうかがわせた。阿部氏は「研究そのものには全くブレーキはかかっていない」としながらも,「どうやったら善良であることを示せるのかわからない。ガイドラインが必要」と訴えた。

純粋な技術研究でP2PDRM関連のソフトを作っても、それがどう使われたかで開発者に罪が問われるのは恐ろしい事態。