Aerodynamik - 航空力学

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昔のCM10万本、廃棄の危機 保管コストかさむ

http://www.asahi.com/culture/update/0922/003.html

 戦後のテレビ史を彩ったCMのうち、85年以前の原版のほとんどが捨てられ始めている。多ければ約10万本に達する。廃棄対象は、フィルムや旧式ビデオのもので、保管やデジタル化のコストがかさむのが主な理由だ。


 日本テレビコマーシャル制作社連盟(JAC)によれば、85年ごろまでに制作されたCMの総推定本数は30万〜40万本。昨年、JACと日本広告業協会が調べたところ、フィルムや旧式ビデオによるものでは約10万3000本が保管されていたが、保管コストが多額にのぼるうえ、「もはや視聴自体が困難」として、廃棄候補にした。
 広告主などから要望があったものは残すが、それ以外は7月から制作会社が廃棄を始めた。


 JACの杉本誠事務局長は「有名CMはすでに保存されている」と話すが、全国広告関連労働組合協議会の藤井勝敏事務局長は「無名なCMでも、産業の変遷など時代がうかがえる。工夫すれば視聴も可能。『CMアーカイブ』作りを訴えたい」という。

もったいない・・・
捨てるなら全てをデジタルデータに変換してから捨ててくれ。
CMはその当時の文化を表す貴重な財産だよ。


昔撮り貯めたビデオを見返すと、当時の普通のCMでも色々と興味深くて面白い。
TVドラマのDVD化に際して、放映中に流れてたCMを特典映像として付けてくれてもいいくらいなのに。