真珠になった魚…シロチョウガイの中、１年がかりで

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041012ic03.htm

真珠の養殖に使われるシロチョウガイをすみかとする魚が貝の中でそのまま真珠となった珍しい事例が、先月、那覇市で開かれた日本魚類学会で発表され、専門家の間で話題になっている。
　発表したのは、神奈川県横須賀市の市自然・人文博物館の林公義館長（５７）ら。シロチョウガイは直径約２０センチ大の２個。真珠となった魚は、それぞれ体長１２―１３センチ。
　林館長によると、この魚は貝の中に隠れながら生息するカクレウオの一種で、抱え込んだ異物を真珠質にする外套（がいとう）膜と貝殻の間に何らかの拍子で入り込み、真空パックのような状態で約１年かけて真珠になったとみられている。

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