海洋調査船巡り、中国公使に抗議 外務省

http://www.asahi.com/politics/update/1209/003.html

　海上自衛隊は、沖ノ鳥島南方約３２０キロの日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）内で、中国の海洋調査船「科学１号」（２５７９トン）を確認したと７日発表した。今年に入り、ＥＥＺ内での中国艦船の活動が確認されたのは３５回目。１１月１０日に、宮古島周辺の海域で同国の原子力潜水艦が領海侵犯をして以来初めて。

　この問題で、外務省の薮中三十二アジア大洋州局長は８日、中国大使館の程永華公使を呼び、抗議と再発防止を申し入れた。
　薮中局長は「原潜の領海侵犯もあり、『海』は非常に敏感な問題。前回の日中首脳会談でも、対立の海にしないよう話し合ったばかりだ」と不快感を示した。

なぜ国際海洋法裁判所に持ち込まないのか