Aerodynamik - 航空力学

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コンコルド事故、仏は「米機の落下破片」が原因 米側反発

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200412150005.html

 仏ポントワーズの検事局は14日、00年7月にパリ郊外でエールフランスの超音速旅客機コンコルドが離陸直後に墜落した事故原因について、「直前に離陸した米コンチネンタル航空機から落下した金属片が原因」と断定する報告書を裁判所に提出した。これに対してコンチネンタル航空は同日、いっさい責任はないと猛反発するコメントを発表した。


ポントワーズ検事局のサルバ予審判事は、コンコルドの墜落は、パンクして飛び散った車輪のタイヤ片で主翼内の燃料タンクが傷つき、出火したことで、引き起こされたと、報告書の結論を説明。さらに、このタイヤのパンクは、コンコルドの直前に離陸したコンチネンタル航空機から滑走路に落下した合金板を踏んだことによるものと、因果関係を指摘した。報告書によると、コンチネンタル航空は米連邦航空局(FAA)の許可を受けずに機体のチタン合金板を交換したという。
報告書はさらに、コンコルド機の燃料タンクが損傷しやすいという「重大な問題点」が、すでに79年の時点で指摘されていたにもかかわらず、十分な対策がとられていなかったことも、「部分的な原因」とした。

100人以上も亡くなった事件だ。コンチネンタルも黙ってないだろう