エアバス、次世代中型機を初受注
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20041222AT2M2200322122004.html
【パリ=安藤淳】航空機世界最大手のエアバスは21日、スペインの航空会社エア・ヨーロッパから次世代中型機「A350」10機を受注したと発表した。同機はボーイングの次世代機「7E7」に対抗するため今月10日、開発の開始を正式に決めたばかり。エアバスはボーイングが重視する長距離・中型機市場で攻勢を強める。
受注したのは航続距離1万5900キロメートルの「A350―800」型機。引き渡しは2010―12年。エア・ヨーロッパはこれまでボーイング機で統一していたが、主力機をエアバスに切り替える。来年以降、「A340―200」などA350以外の機種も相次ぎ採用する計画だ。
A350はボーイングが社運をかけて開発中の7E7よりもやや座席数を増やし、航続距離も伸ばした。エアバスはすでに航空会社約10社とA350の販売交渉を進めており、ボーイングとの競争は激しさを増しそうだ。ボーイングの7E7は昨年12月に販売開始を正式決定、2008年に最初の商業飛行をめざす。これまでの受注は全日本空輸の50機を含む52機。
面白いなあ
A380のデビューも楽しみ