Aerodynamik - 航空力学

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水の都ヴェネツィア 惑星配列と天気のせいで干上がる

http://www.excite.co.jp/News/odd/00081105683580.html

[ヴェニス 13日 ロイター]好天気のイタリアでは、惑星の珍しい組み合わせの影響も重なって、水の都ヴェネツィアの水が干上がってしまい、名物のゴンドラがホテルの桟橋で宙吊りになったかのように座礁している。
ヴェネツィアで最大の有名な水路カナル・グランデ運河だけがゴンドラの行き来が可能で、他の運河の水面は下がり、地元紙では「ゴーストタウン」「砂漠」と形容しているほどだ。


「この現象は、低圧によるもので、すなわち好天と同時に起こった朔望、つまり月、地球、太陽が一線上に配置することに原因する」とヴェネツィア干潮研究所では説明している。
今週の新月時には、さらに水面が下がり、この10年で最低レベルである海抜以下約80センチになった。最も水位が低い記録は、1934年の1.21メートルだ。
市では観光客に対し、すぐに水位は復活すると説明していて、ロマンチックな光景は元に戻るとしている。また、ヴェネツィア市のサイトwww.comune.venezia.itで水位がチェックできるという。


ヴェネツィアはこれまで行った所の中で一番美しいところだと思う。
それにしても、温暖化による海面上昇で沈む沈むと言われて、実際水位が高い日は広場も膝まで水没するくらいなのに、不思議なことがあるもんだ。
あそこは島に車は全く入ることが出来なくて、本当に水路だけが交通手段なので、細い水路が干上がるのはさぞかし不便だろうなあ