Aerodynamik - 航空力学

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靖国サイトへの攻撃を報道、反日機運高まる恐れ

http://news.searchina.ne.jp/2005/0114/national_0114_002.shtml

  中国のマスコミが、靖国神社が公式サイトで掲載した「中国語によるサイバー攻撃が多数発生している」という発表を紹介した。新華社などは、このニュースに関連した掲示板を設けたが、日本を非難する書き込みが相次いでおり、反日感情が高まる恐れも出てきた。
  1月14日朝、新浪網、新華社などが、靖国神社の公式ウェブ・サイトにおける「サイバー攻撃が発生している」という声明を報道した。
  靖国神社は、「(靖国神社が)昨年9月から、しばしばサイバー攻撃を受けている」「靖国神社のアドレスを詐称した中国語のスパムメールが大量に発信されている」「(それに関連した)エラーメッセージが中国国内のメールサーバーから、大量に送られてきている」としているが、これらの部分に関しては、中国側の報道も、靖国神社の発表をほぼそのまま紹介した内容になっている。
  また、中国のマスコミはサイバー攻撃の是非に関して、特に論評をしていないが、靖国神社側の発表にある「スパムメールの大部分が中国語」「中国国内のメールサーバー」といった部分を「悪意をもって強調している」と主張。
  さらに、靖国神社の発表にある「国家のために尊い生命を捧げられた250万柱に及ぶ御祭神」という部分は「厚顔無恥」と断定している。


  新華社では、この報道に関する掲示板を設置した。中国のマスコミが、話題を集めるニュースに関して掲示板を設けることは、それほど珍しいことではないが、この「靖国神社へのサイバー攻撃」に関する掲示板には、日本への反感を露骨に表明する書き込みが相次いでいる。
  書き込みの中には日本製品への不買運動を主張するものも多い。また「日本人の中には善人もいる」とした上で、「東条英機は善人ではない。小泉純一郎も善人ではない。小泉が靖国参拝をするのは、軍国主義者の所に行きたいのだろう。それなら早く(本当に軍国主義者がいる場所に)行ってしまえ。そうしたら、世界は穏やかになるし、日中関係もよくなる」といった書き込みも見られる。
 このところ、中国政府関係者からの、「政冷経熱」が長く続くと「政冷経涼」という事態になりかねないといった懸念の声が相次いでいたが、中国国内における靖国神社の公式サイトに対するサイバー攻撃に関する報道により、反日機運が高まる恐れも否定できない状態になっている。

自分たちで攻撃しておいて、それを公表されたら逆切れで「反日機運高まる」とは、あきれて物も言えない