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中国よりアフリカに援助を・OECD開発援助委が提言

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050119AT2M1802719012005.html

 【パリ=奥村茂三郎】経済協力開発機構OECD)の開発援助委員会(DAC)は18日、2005年版の「開発協力リポート」で、政府開発援助(ODA)を中国よりサハラ以南のアフリカへ配分するよう提言した。1日1ドル(約102円)未満の生活費で人々が暮らす最貧国に援助を振り向けるよう促しており、日本のODA政策のあり方にも一石を投じそうだ。
 リポートは「急成長する中国、マレーシア、タイがこれまで受け取っていた援助は他地域に振り向けられているが、もっと最貧国への援助の割合を増やせるはずだ」と国名を具体的にあげてODAの見直しを求めた。
 日本はこれら3カ国に対する最大の援助国の一つで、名指しはしないものの日本を念頭に置いた記述とみられる。中国に対する日本国内の「円借款卒業論」を後押しするとともに、アジアの新興市場国に傾斜してアフリカを軽視しがちな傾向を戒める内容といえる。

普通に考えても、有人宇宙飛行なんか出来る国に援助なんて要らないだろうに
日本のODAによって作られた防波堤が津波の被害から島を救ったなんて例もある。政策上の材料として使っているのも分かるが、やはり必要な所へ柔軟に回していってほしいよなあ