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熊野古道、地権者が抗議の落書き 世界遺産登録に反発

http://www.asahi.com/national/update/0421/TKY200504210218.html?t

 昨夏、ユネスコ世界遺産に登録された熊野古道伊勢路の八鬼山道(やきやまみち)(三重県尾鷲市)沿いで、立ち木や岩に蛍光性塗料などで書きなぐられた「落書き」が増え続けている。「登録に同意していない」と主張する地権者2人が抗議文の形で書いてきた。たまりかねた尾鷲市は伊藤允久市長が峠道を登って現状を把握し、地権者との話し合いに乗り出した。


 尾鷲湾側の登り口から1時間歩いたあたり。100メートルほどの石畳沿いにびっしりと、赤や黄色、ピンクなどの塗料で「登録反対」「たかり世界遺産」などの文字が躍る。
 市によると、これらは地権者の一人が書いたもの。降り口付近でも別の地権者が10カ所ほど書いているという。
 尾鷲湾側の峠道で「落書き」を続ける会社役員の男性は「樹木伐採などが以前のようにできなくなり、財産権を侵害されている」と訴える。

市長も、世界遺産のため樹木伐採が出来ないからと破壊的行動にでる人がいるとは、予想もつかなかったろう。


「同意していない」などというが、京都などの景観保護条例も、住民の同意などとは関係なく、保護が優先される。
世界遺産の場合も、単純に同様の解釈が通るのだろうか