日本兵の財布届けたい ビアク島で

http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m04/d26/NippoNews_11.html

江刺市稲瀬字沼尻３７５、高橋勇一さん（６６）、ワカ子さん（６４）夫妻は、太平洋戦争の激戦地だったインドネシア・ビアク島で１９４４（昭和１９）年８月、米兵が拾った財布の所有者を探している。ビアク島に展開した日本兵約１万３０００人のうち、本県出身者は約２２００人と最も多いとされる。財布には２６点の所持品が入っているが、身元を特定するものはない。高橋さん夫妻は「何とか所有者に返したい」と情報提供を呼び掛けている。
　ワカ子さんは「財布は、戦争の悲惨さを忘れないでという声なき声。２度と繰り返してはいけない。何とか財布を所有者に届けたい」と願う。

リンク先には財布に入っていた写真も掲載されています。
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