Aerodynamik - 航空力学

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そもそもプロジェクト管理者は、管理をするのが仕事であって、開発はやるべきではない、そういうものと教育されてきた。
開発をやってしまうと全体が見えなくなるし、管理だけでなくユーザとの調整やらなにやら仕事を抱えてるので、開発のタスクなんてこなせない。
仮に開発に参加したとしても、調整作業やらなにやらが急に入ってきて開発が止まってしまえば、プロジェクト全体に支障をきたす。



とか建前言ってられない状況だよ。
人が足りない。スキルのある人が足りない。業務知識のある人も足りない。
気付いたら自分でプログラミングとかテストとかしていた。
常識で考えたら管理者失格。


そしてやはり別の緊急を要する調整作業が大量に入ってきて、むりやり自分に割り当てた開発作業を進めることもままならない。
時間がない。
焦りだけが増大していく。

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昨日も、テスト作業を続けていた。


他の担当者ではテストデータすら作れない複雑なパターンを流してみる。
エラー発生。
うわ、このパターンには対応できないじゃないか、早急に改修しなければ。
急いで設計書を見直し、手書きで修正を加え、設計担当者に投げ返す。




そこで目が覚めた。




真っ暗闇の中、汗でシーツはぐっしょりと濡れていた。
夢だったか。
なんてこった、夢の中でまで仕事してるよ。


いやしかし、さっきのあれは間違いなくバグだ。直さなきゃ。
あわてて枕元の携帯を探し、メールを打つ。
夢の中で見たバグの改修内容を、会社のメール宛てに送る。





今日朝一で会社に届いていた携帯からのメールをチェック。
やはり間違いない、設計ミスだ。
こんな経験初めてだ。
夢の中でバグ見つけるなんて。
これって喜んでいいのか?