巡礼のイスラム教徒３４５人が圧死 サウジ・メッカ近郊

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200601130002.html

　サウジアラビア当局によると、同国のイスラム教聖地メッカの近郊で１２日、巡礼に訪れた信者らが次々と押し倒され、少なくとも３４５人が死亡した。
マニウ保健相が国内メディアに語ったところによると、現場ではさらに２８９人が負傷し、病院に運ばれた。
巡礼者らはメッカ近郊のミナで、橋の上から悪魔を象徴するとされる壁に石を投げつける行事に参加していた。橋の東端で通行が滞り、転倒者が続出したとみられる。

メッカ巡礼はイスラム教徒が一生に一度は果たすべき宗教義務とされ、毎年世界各地から数百万人が参加する。巡礼での圧死は過去にも再三発生し、１９９０年には１４００人以上が死亡する惨事となった。２年前には石投げの行事で２５１人が死亡している。サウジ当局では、石投げの標的となっていた石柱をだ円形の壁に替え、治安要員約６万人を展開するなど、安全対策を強化していた。

しょっちゅう数百人単位で死亡事故が起きてるという恐怖。
何のための聖地なのか。
入場制限とか整理券とか当たり前のことをやってなさげ。