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記者の証言拒絶は正当 取材は知る権利の前提 東京高裁

http://www.sankei.co.jp/news/060317/sha063.htm

 米国の健康食品会社の日本法人への課税処分に関する報道をめぐり、NHK記者が取材源に関する証言を拒絶したことの当否が争われた訴訟の抗告審で、東京高裁は17日、証言拒絶には理由があるとした一審新潟地裁決定を支持、会社側の抗告を棄却した。


 同種訴訟では14日、東京地裁が読売新聞記者の証言拒絶には理由がないとする決定を出したばかり。高裁は逆判断を示した。


 決定理由で雛形要松裁判長は「報道機関の取材活動は、民主主義社会に不可欠な国民の知る権利に奉仕する報道の自由の前提」と指摘。「この価値に匹敵する以上の社会的公共的な利益が害されるような特段の事情が認められない限り、取材源秘匿のための証言拒絶は許される」との基準を示した

14日の地裁の判断をいきなり覆した。
まああれは公務員という違いはあるが。


あとで考えよう。



参考:
<読売証言拒否>取材源が公務員なら認めない 東京地裁決定
http://www.excite.co.jp/News/society/20060314213600/20060315M40.115.html


「取材源の秘匿」が理解できない裁判官が現れたことの意味は
http://newsworker.exblog.jp/3663310