Aerodynamik - 航空力学

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ピテカンの敷居は高かったのか?

http://d.hatena.ne.jp/kataru2000/20061111/p1

今ネット上を巡回して『東京大学「80年代地下文化論」講義』の感想を読むと、ピテカンをキザでイヤミな場所だと考えてしまう人が非常に多いようであるが、少なくともピテカンを運営する側はとても純粋で理想主義的だったと思われる。だって、インクスティックの松山さんはインタビューで「あくまで基本はビジネスですから、酒を売るということにこだわってきたわけです」と言っているくらいで、たぶんライブハウスの収益はどれだけ酒が売れるかにかかっているはずだが、20才以上お断りなんて企画は、そもそも酒を売れないではないか。そんなことやってるからピテカンは3年しか持たなかったわけで。

いい話だなー
「酒が売れなければ箱として成り立たない」といえば、あのハシエンダ映画「24 HOUR PARTY PEOPLE」にも出てきたエピソード。あそこはドラッグが蔓延してアルコールが必要とされなくなったんだったか。


自分がランドセルを背負う前に無くなってしまったピテカントロプス・エレクトス。
何でか知らないが、やはりスノッブな所というイメージがあった。
多分Melonの印象が強いからなのかな。


ピテカンやツバキハウスに服装チェックが無かったと聞いてとてもうれしい。
まあ自分が好きな音楽は、服装チェックのあるような場所で流れる事は無かっただろうけど。




新宿Liquidroomや青山Maniac Loveあたりが、自分にとっての思い出のクラブになるんだけど、90年〜00年までの日本のクラブ文化をまとめた本なんて無いかなあ?