住み慣れたこの部屋に お辞儀してさようなら

今週末に引越しを控えて、家の中はダンボールの山。
このPCももうすぐ荷造りしなければ。

今の部屋と比べてかなり狭いところへの引越しとなるため、蔵書をしまう所が無い。
先日思い切って、蔵書の半分くらいを泣きながら売りに出したが、数万にしかならなかった。
価値の分かるところへ持っていけばそれなりの値がつくものもあったが、とにかく量が多すぎてその手間を惜しんでしまった。

4000枚くらいのCD・レコードも、引越し先の部屋に置いたら生活スペースがない。
片っ端からダンボールに詰め込んでしまったので、どの箱に何が入っているか分からないが、おそらくはもう開けないまま、田舎の実家の倉庫へ送らなくてはならない。
音楽だけが生きがいと、後先考えずにレコードを買っていたのが馬鹿だったのだが、いざそれを手放す（売ってしまうわけではないが、聴きたくなってもおいそれとは聴けない状態になる）のはとてもつらい。
かといって実家に送るものを選ぶなんて、とてもできそうにない。

散々悩んだ挙句、もう全てをあきらめて、自分の持っている4000枚のCD・レコードの全てを実家の倉庫に送ってしまうことにした。
今までハードディスクに取り込んでおいた100GB分だけが、これから自分の聴くことのできるライブラリとなる。
4000枚全部を手元から離すなんてどう考えてもやりすぎだし、これでいいのか分からないが、自分には必要なものだけ選ぶなんて気力も体力も無かった。