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「わくわく系テンション上昇音楽選」 選曲:中田ヤスタカ
映画音楽から自分がプロデュースした楽曲まで、これを聴いて頑張った気になろう!な曲を5曲選曲しました。
熱心な週刊アスキー読者であるところの中田ヤスタカのインタビュー。これまで自分の音楽趣向やルーツを明かそうとしてこなかった彼が、最近急に方向性を変えているのだが、ここでも「わくわく系テンション上昇音楽選」と称して5曲を選曲している。2曲は自身の作品だが、残りの3曲が、彼の年代や趣味をベタに反映していて非常に面白い。
曲 | |
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Alan Silvestri / Back to the Future |
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石崎正人 / R-TYPE Start〜Battle Theme(Start〜Stage1) |
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中田ヤスタカ / LIAR GAME(Reborn) |
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Vangelis / Pulstar |
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きゃりーぱみゅぱみゅ / PONPONPON |
Alan Silvestri「Back to the Future」
中田:この曲を聴くと自分にもすごいことができるんじゃないかという気がしてくる。
SFオタの枠を超えて誰もが一度は耳にしたことがあるであろう「BTTF」、1985〜1990年の三部作。ちなみにユニバーサル映画。
石崎正人「R-TYPE Start〜Battle Theme(Start〜Stage1)」
中田:僕の記憶にあるのはPCエンジン版だけど、とにかくソリッドで煌びやかな印象があります。
ヤスタカはPCエンジンユーザーか。アイレムの生んだ超名作シューティングゲーム。アーケードは1987年、PCエンジン版は1988年発売。あのシステムは圧倒的に革命的で美しく、そして難易度が高くて、アーケードに50円玉をどれだけ注ぎ込んだことか。
初代ヤスタカスタジオにはインベーダーゲームのアーケード筐体が設置されていた位に、ヤスタカはゲーム好きなようだが、今回のセレクトといい、特に横スクロールシューティングがお気に入りなようだ。MEG「Magic」では、かの「グラディウス」のメロディーをワンフレーズまるまる借用し、しかもリミックスバージョンには「グラディウス」の海外名「Nemesis」を堂々と付けた「Magic (Nemesis Mix)」というタイトルを冠している。
中田:わくわく系というよりハラハラ系か。公開中、映画「LIAR GAME 再生」サントラより選曲。
Vangelis「Pulstar」
中田:大ニュースが起きそうな気がする。そんな気がする、Vangelisのアルバムからの選曲です。
ギリシャのシンセサイザー演奏家Vangelis。名前を知らなくても、「炎のランナー」、あるいは2002年の日韓共催FIFAワールドカップ公式アンセムなら聴いたことがあるはず。
きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」
中田:そうでしょう。カワイイはつけれる。きゃりーぱみゅぱみゅ、デビューミニアルバムより選曲。