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20130831 predia 5th Single「Hey Now」発売記念イベント@タワレコ吉祥寺
吉祥寺で中古盤を掘るついでに立ち寄ったタワレコでたまたま行われていたトークイベントを観る。「かわいいだけじゃ物足りない皆様、大人の遊び場へようこそ」でお馴染みのpredia、今のメンバーは22歳から26歳。メンバーもオタの側も「大人の遊び場」慣れしているというか、質問コーナーで「同棲を歌った新曲『Cherry Love』にちなんで、会社から疲れて帰ってきた同棲相手にしてあげたいことは?全員答えて下さい」みたいな、他の現場だったら相当下衆な質問をオタが投げて、それに対してメンバー一人一人がちょっとエロい事を背後に匂わせながら巧みに11人のカラーを出しつつ笑える回答をさっと出してくる。ああこれは。
トークだけで終わるかと思いきや、狭すぎるステージに11人が無理矢理乗り降りしながらシングル曲を披露。そこで初めて聴いた「Hey Now!!」に打ち抜かれて、その場でスタッフからワンマンのチケットを購入した。
2011年のデビューシングル「Dia Love」当時、Perfumeでいうと「レーザービーム」位のタイミングで、既に古臭い感じのテクノポップ/エレクトロポップを展開していて、これはこの先どうするんだろうなあと思いつつたまにCDは買っていたのだけれど、その後乙女ハウスからK-POPスタイル(EDMではなく)を踏襲するという如何にもな感じになった。歌って踊れる大人の女性の憧れる像なのだろうけれど、K-POPアイドル群のように高度に整って隙が無い完璧な見世物になれない日本のアイドルがK-POPスタイルに手を出すと途端に個性が潰されてしまうという見本のようなもので、そこで興味を失ってしまった。
で、prediaがの8月最終週にリリースした夏歌「Hey Now!!」はどうなっていたかというと、なんかそんな面倒くさいことはどうでもよくなる程に最高にきらきらでパーティーソングで超楽しい、そんな感じでした。
- HeyNow!!
- Cherry Love
20130915 predia private party 初台The DOORS
「パーティー」と銘打たれている彼女達のライブ現場は完全に撮影OKの現場で、客の殆どがでかいカメラを抱えていて、壁際には脚立に乗った人達が沢山いて、客が300人いてこれだけ四つ打ちが鳴っていても踊る人は数人。踊る行為自体を申し訳なく思ってしまうような異様な雰囲気。カメラで撮影された画像は大量にブログやTwitterにアップされ、メンバーが気に入ったものをコメント付きでリツイートしたりという関係性があって、客もパーティーで踊るとかそういう事よりも、11人の中で特別素敵なあの人の姿をファインダー越しにじっと見つめて写真に残す、そういうことが一番の喜びというかプライオリティの高い現場なのだろうか。特にその日は「私服ライブ」という縛りがあったようで、エレガントなパーティードレスを選ぶメンバーや、如何にも普通の大学生がお呼ばれの時に着るようなピンクとリボンのドレスのメンバーなど、お洒落ダサいを通り越してメンバー全員が自身の個性を見せるタイミングだったという事もあるのだろう、そりゃカメラに集中したくもなる、のかもしれない。
吉祥寺リリイベの時に一目惚れしたメインボーカル湊あかねは、真っ赤なスパンコールのチューブトップミニを纏い、一人だけずば抜けて戦闘的で、Superfly越智志帆ばりのパワフルなボーカルを聴かせるかっこいい女性。私服ライブのアンコールは、コスプレに着替える映像が流れ、そしてやはりメンバーそれぞれが個性を出したコスプレ衣装で登場。婦警/パイロット/女医といった制服から、白雪姫/アリス/メイドといった可愛いライン、リラックマ/パジャマといったゆるネタラインと、メンバーが多い分、見た目に分かる個性に比重を置き、そしてファンも撮影メインでそれを受け止めている感じ。
箱の鳴りは酷いものだけれど、全編ディスコティック。アンコールで披露された(つまり現場受けのいい曲であろう)「Re:start game」「Do The Party!!」といったBPMの早すぎるアニソンライクな曲を除けば、乙女ハウス/ニュージャックスウィング/エレクトロハウスなど踊り放題。大人のセクシー/可愛いのバランスも絶妙。四つ打ちベースの曲に部分的に2step的なブレイクを差し込む曲が多く、そのビートが変わるタイミングが凄く気持ちいい。結局こういう音楽は家のスピーカーでこそこそ聴いていても良さなど伝わらないという当たり前の結論に至る。オタも一曲だけ「ウリャホイ」と叫んでいて、あれがお約束曲なのだろうか。
そして、踊り放題の素敵なパーティーが終わった後に、個人的にはかなり衝撃的な画を目にすることになる。特典会、個人握手/全員撮影/個人撮影のよくあるあれで、狭い箱でもきっちりとフロアに11人分のレーンが引かれ、並んで推しの前に流されていく。しかし、そこで見たものはステージ上のオタが一人捌けたら一人入れ、という普通の流れ作業ではなかった。ステージ上の各メンバー前のスタックの状況を監視するスタッフによって、ステージに上がる人数がオタに随時「各レーンごと」に指示される。ステージに上がっても、前の人が終わったら次の人が握手できる訳ではなく、一列に並んだ11人のメンバーの前に11人のオタが一旦待機させられ、別のスタッフの掛け声と共に、競馬の発走の時のように一斉に11人のオタが一歩前に出て握手開始、きっかり20秒の握手をし、終了の合図で次の待機列が一歩前へ。こんな説明では伝わらないだろうが、それはシステムエンジニアから見れば非常に効率的なスタックコントロール以外の何物でもなかった。あまりにシステマチックなのだ。メンバーは11人、握手の時間で粘ったりする人を流すスタッフは全員分付けられない。少しでももたつきや混乱があれば場はぐちゃぐちゃになってしまう。それゆえに、最少のスタッフで最大の効率化を求めた結果がこれなのだろう、スタック/ポインタ/配列処理といったあの手のロジカルな仕組みをそのまま形にしたような整然とした「処理」が行われていたのだ。TwitterのTLでよく見かける、彼女達の事務所「プラチナム」に対するファンの自称「プラチナム奴隷豚」が、まだ生物を指す名称なだけましに思えた。このシステムに組み込まれたらもう「奴隷豚」では済まないという恐怖すら感じる一方で、このシステマチックを極めたオタ整理ロジックに、システムエンジニアとしての血が騒いだ。
@tai_pfm tai(たい) pfm チーハン |
20130915 この普段着でコンビニ行ってみてほしい。あかねさん #prediaphoto http://t.co/qSeH995uwd | link | |
@akanesakae predia 湊あかね |
“@tai_pfm: 20130915 この普段着でコンビニ行ってみてほしい。あかねさん #prediaphoto http://t.co/qSeH995uwdd”それな!って写真ありがとう(・ω・)ノ笑 | link |
湊あかねベストショット。「燃えろいい女」という古臭い表現が似合う魅力。
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predia 『Hey Now!!』野球場編
2013/9/15 predia private party【Dia Love】