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- 20140309 WASTED -soup 7th anniversary- DAY2 Mark Fell(SND)/Sensate Focus/NHK Tour 2014 Japan@落合Soup
- NHK FM
- Christophe Charles
- AOKI takamasa
- Kouhei Matsunaga
- Pain Jerk
- Mark Fell
一週間前のMark Fellの衝動が忘れられず、再び落合の銭湯地下へ、「DAY 2」。
NHK FM
この名義の時はToshio Munehiroなんだろうか?男前Ostgut Ton系ダークテクノ。通勤電車の風景には合わないのでどうしてもこういう音には疎遠になってしまう、定期的に箱鳴りで摂取したい。
Recondite - Cleric
Planetary Assault Systems - Function 4 (Marcel Dettmann Remix)
Ben Klock & Marcel Dettmann - Scenario
Christophe Charles
先日膵臓癌で亡くなった友人へ捧げる、として始まったライブ。死期を悟ってアマゾンへ行き、その三日後に亡くなったという。「音楽に意味を求めない人だった」と前置きしたので、ライブもエモーショナルな変化を抑えたものになるのかと思ったが、延々と続く地響きノイズドローンはしかし、マグマの流動、火山の噴火のように有機的で生命感のある電子音で構成されていた。
Christophe Charles - Undirected Float
AOKI takamasa
強度のある神経症的なクリックが、いわゆるクリックハウスではなくオールドスクールなハウスのセクシーさと粘りを獲得したような、非常に面白い状況。
AOKI takamasa // rhythm variation 05
AOKI takamasa // rhythm variation 06
Kouhei Matsunaga
88年のアシッドハウスが90年初頭のレイヴを通過した後、一斉にテクノに取って代わり、四つ打ちの上にハードでビキビキした電子音がエクスペリメンタルに鳴っていれば何でもかっこいい、いわば初期衝動の時期があった。「RED 2」でハードミニマルの美意識が塗り替えられてしまう前のほんの数年間。
Kouhei Matsunaga - Self -236
Dave Clark RED. 2 Wisdom to the Wise
Pain Jerk
久々に聴いた轟音ハーシュノイズ。ハードロッカーが快感に任せてギターをかき鳴らすような、エンジン音を聴きたくて無意味にエンジンをふかし続けるような重低音シンセの単音の波から始まり、何時しか建物の破壊音から轟音ハーシュノイズへ。ジェット機の離陸時のような耳を劈く騒音轟音が続く。ひたすら離陸時の昂揚感。この手のノイズライブは総じて音が大きすぎて楽しむどころではないので、箱の一番奥まで下がって丁度いい。
Pain Jerk - Banana Snake
Mark Fell
本人名義でも鋭角電子音Juke、それも秒速でテンポが変化し続け安定しない、遊園地のコーヒーカップに乗って振り回されているようだ。その狂ったグルーヴを無理やり掴んで踊るバトル。鋭角電子音変則Jukeの乱れ打ちに我慢できず、じっと見守る空気の中でブース前に飛び込んで数人でモッシュ状態へ突入。90年代Mille Plateuxからの思いがSoupのサウンドシステムで爆発。
ライブ終了後にアンコールの声に応えず「宿泊先への終電に間に合わない」といきなりPCをしまい始め、「タクシー代出すからもっとやってくれ」との声を振り切って慌てて会場から出て行くMark Fell。着替えて落合の駅に着くとまだホームで電車待ちしていたので、適当な英語で「二日ともインクレディブルでした」と伝えたら、「今度Mille Plateux以前の未発表音源をまとめてリリースするよ楽しみにしててね」と教えてくれた。
Mark Fell n Dimensional Analysis 01 Sections 1-7
Mark Fell - SOA-1
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