http://www.womb.co.jp/womb/2014/03/22/10-years-of-mule-musiq.htm
3連休ど真ん中の夜、Mule Musiqの10周年記念パーティ。ディープでスノッブなお洒落達とハンドバッグ片手にゴージャスにきめたガールズ達がセカンドやラウンジで管を巻き、くそチャラい社交性高いガキが目一杯メインフロアに詰め込まれ、とにかく一面どこを見ても喫煙者だらけで、スモークを焚かなくても喫煙室状態過ぎて死にそうなほど居心地の悪いWomb。まあそういう事を言うと老害だ、沢山の人が楽しんでいるのだからいいじゃないか。「NO DANCE」のステッカーがそこかしこにに貼ってあって辛い。
遅れてオープンしたメインフロア、タイムテーブルも出ていない、おそらくレーベルオーナーのToshiya Kawasakiだろうか。雰囲気重視のディープテックで綺麗にまとめ。
Matthew Herbert - It's Only (DJ Koze Remix)
Âme - Den Råtta (feat. Vulkano)
Mark Henning - Exit Acid (feat. Dejan)
Osunlade - Envision (Âme Remix)
Kölsch - Opa
Henrik Schwarzに交代。自身のトラックを流ししつつも、下品なノリの客層に合わせてか終始派手にフィルターを使いアッパーに煽る、Innervisionsのクールで上品でインテリジェントなディープテックハウスの色気をあまり出さない下世話目なプレイ。期待していたものとは違えどそれはそれで面白くてスピーカー前に張り付いて踊る。Plastikman「Spastik (Dubfire Rework)」みたいな909スネア連打のトラックをずっと流しっぱなしにしていて、繋ぎの間や曲が渋いところでそのトラックのボリュームを上げてフロアが湧く、4時間位いつフロアにいてもずっとその繰り返し。そういう使い方を観たのは初めてだ。しかしとにかくあらゆる意味でメインフロアの空気が悪く、360度どこを見ても窮屈なフロアぎっしりの喫煙者、どこへ行っても床はこぼれた酒でびしょびしょ、痛みのあまり目を開けていることもできず、ロングセットを楽しむ事も諦めて彼方此方のフロアをふらふらする。
Raul Midón - State Of Mind (Henrik Schwarz Blend)
Black Rose - Sky (Henrik Schwarz & Jesse Rose Original Mix)
Chasing Kurt - From The Inside (Henrik Schwarz Remix)
メインフロアが喫煙室状態過ぎて死にそう、とても音楽を楽しむような空気ではない、ハウスパーティーの醍醐味の朝方までもフロアにいられないと、ラウンジのGONNOに腰を据える。ガラージから90sハウス、そしてたまに突っ込むスペイシーなテクノで宇宙へ飛んだ。意地を張っていないでここにずっといればよかった。日常から解放されるためにここにいるのだから煙草を吸うなとは言わない。でもこの日はあまりに空気が悪すぎた。
Billie - Nobody's Business
Johnny Fiasco - Taurus
Voices of Life: The Word is Love (Say the Word)
Gino Soccio - Dancer
The Jasper Street Company - A Feeling