Aerodynamik - 航空力学

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第10回 アイドル楽曲大賞2021 に投票するよ

http://www.esrp2.jp/ima/2021/

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今年活動を継続できなかったアイドルたちが沢山いて、「会えるうちに会え 推せる時に推せ」という言葉も相変わらず目にする。ここ10年のアイドルカルチャーは「体験」に負うところが大きかったし、それに代わる手段を模索しながらも、オンライン体験でライブ会場を越える何かを生み出すことはまだまだ現実的ではない。チケットを取ることができなかったライブでも配信で観られるのは大変ありがたいことだが…などと書きながら、そうはいっても毎年投票する半分くらいは見たことのないアイドルだな、と思い返す。
Berryz工房℃-uteのオタクが使い始めた「楽曲派」という言葉は、いつの間にか主体が逆転し、「楽曲派アイドル」という一見奇妙な言葉もなんとなく定着した。ライブの熱気と主体をあの愛すべき傍若無人な酒クズと喧しいオタク達の手からステージに奉還しなければならない時代だからこそ、逆説的にすべてのライブアイドルは「楽曲派アイドル」になった。可愛い人が歌って踊って楽しませる娯楽、それは70年代から何も変わっていないし、どれだけアイドルソングが飽和しようとも、人々の心に残るのは選ばれた素敵な歌だけだ。



 



メジャーアイドル楽曲部門 (5曲、持ち点10pts、上限3pts、下限0.5pts)


1曲選ぶならこれ。楽曲大賞の趣旨と合わないと思うので配点外。公式動画のコメント欄に「Perfume姐さんはアイドル界の平沢進や」という一文を見つけて、90年代からしばらく時代遅れの奇人扱いだったステルスメジャー平沢進が一転孤高のカリスマとなった時代の移ろいに思いを馳せる

[Official Music Video] Perfume 「ポリゴンウェイヴ」
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1. NiziU / Chopstick 「Chopstick」 2021.11.11 Epic Record Japan 3.0pts
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ごくごく短いピアノ曲、1877年Euphemia Allen「The Celebrated Chop Waltz」を下敷きにした、これまたシンプルな構造の楽曲。それをここまでドラマティックに聴かせてくるJYPの若手作家Lee Hae Sol、K-POPの中でも割と保守的な彼の繊細で丁寧な編曲が原曲のコンパクトな優雅さと絶妙にはまった奇跡のよう。「Take a Picture」などEDM的な勢いで押し切るTrippy、餅ゴリを挟んで対照的な二人の関係性まで見えてきそうなNiziUの面白さ。



2. フィロソフィーのダンス / テレフォニズム (Night Tempo Melting Groove Mix)ダブル・スタンダード」 2021.08.18 gr8! Records/Sony Music Records 2.5pts
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狭義のシティポップのグルーヴとは相反するサイドチェインとコンプで四つ打ち金太郎飴的なNight Tempoの作風に正直飽き飽きしていたし、日本メディアが彼を扱うときに彼の広義の昭和ポップス愛に対して「シティポップ伝道師」と雑に扱うどうしようもないズレを見るたびに微妙な気持ちにさせられることも多いのだけれど、それはそれ、これはこれ。このリミックス、ワンコーラス終えた所で現れる十束おとはヴォイスのチョップアンドループの気持ちよさにはどうにも抗えない



3. DIALOGUE+ / プライベイト 「DIALOGUE+1」 2021.09.18 PONY CANYON 2.0pts
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UNISON SQUARE GARDEN田淵智也プロデュース、9mmParabellumBullet/フジファブリックONIGAWARA/ScoobieDo/パスピエ/THE KEBABS/ヒトリエPENGUIN RESEARCHらがアルバムに参加する8人組声優ユニット。この曲はアイマス楽曲をメインに手掛ける睦月周平作曲編曲。作風がない、発注に沿って何でも書く作風とのことだが、スラップベースとストリングスが派手に踊る陽気な90sJ-POPレトロディスコマナーに、今のビートや音色を塗すバランスが絶妙(2バース後からのブリッジへの流れがぞくぞくする)。SMAPへの郷愁ばかりを求めてもしょうがないけれど、キラキラ王子様とK-POP踏襲が幅を利かすジャニーズ若手グループにも、またこんなにも明るいディスコポップを歌ってほしくなるほどの胸騒ぎ。



4. 上白石萌音 / ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス 「あの歌 -2-」 2021.06.23 NIVERSAL MUSIC 1.5pts
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上白石萌音カバー集、第一弾の70 年代に続いて第二弾の80~90年代編に収録されたスターダスト☆レビュー1982年の賑やかブギーな名曲は、大橋トリオの編曲で寒い冬にはお家で温かいシチューを召し上がれ的な温かさに。優しさ、透明感、輪郭の曖昧さなどの上白石姉の声の特徴を淡々とトラックにフィットさせていく職人技。



5. lyrical school / SEE THE LIGHT 『Wonderland』 2021.04.07 CONNECTONE/Victor Entertainment 1.0pts
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現体制アルバム3部作のラストを飾る、泉水マサチェリーと大久保潤也(アナ)によるゴスペルやフィラデルフィアソウルの魂を受け継ぐ大きな愛の歌。一つ前のシューゲイザー曲「Curtain Fall」がタイトル通りに3部作の終幕であるならば、これは夜更けにスニーカーに紐を結び直してまた旅に出るための序曲。優しく静かで小さな夜を見つめ、Chance The Rapperの名作Donnie Trumpet & The Social Experiment「Sunday Candy」をリスペクトした中盤からのJuke/Footworkビート展開とともに、朝日と共に世界を照らす新しい旅が再び始まる。



次点

順不同


6. 東京女子流 / ワ.ガ.マ.マ. - MURO's KG Remix 「Hello, Goodbye Remix」 2021.04.14 avex trax
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KING OF DIGGIN'によるナイスグルーヴ「ワ.ガ.マ.マ. MURO's KG Remix」、2021年心のベストテン第一位はこんな曲だった(配点とかそういうものとは別にしておきたい)



7. 東京女子流 / ストロベリーフロート 「ストロベリーフロート」 2021.08.18 avex trax
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年齢不相応にかっこいいことを本気でやっていればそのギャップだけで十二分に評価された時期を過ぎ、歳と経験を重ねていく過程で、そのギャップ由来の魅力に変わるものを探す必要に追い込まれた女子流。ようやく一つのスタイルとなりかけたEDM/トロピカルハウスを離れ、再びありとあらゆるものに手を染め続ける迷走の中から、こんなにもリラックスしたカワイイダンスポップスを掬い上げたのは初めてではないかというくらいに最高にフレッシュ



8. lyrical school / TIME MACHINE 「TIME MACHINE」 2021.02.24 CONNECTONE/Victor Entertainment
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KM+Lil' Laise But Gold提供。アイドルラップのある種の到達点かもしれないし、それとともに「アイドルラップとは何か」という問いを投げつけられる、再帰的な一曲


9. kolme / Playback 「Playback」 2021.04.28 avex trax
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数えきれないほど踊って笑って泣いたダンスフロアが次々と消えていった一年、あの頃のパーティーをいつか取り戻せる日がくるまで



10. DIALOGUE+ / 花咲く僕らのアンサーを 「あやふわアスタリスク」 2021.02.03 PONY CANYON
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tipToe.仕事の瀬名航作曲。目まぐるしいほど過剰な進行はまるで青春を全力で駆け抜けたあの頃のようで、本当にどれをとっても青春しかみえないなこの人は



インディーズ/地方アイドル楽曲部門(5曲、持ち点10pts、上限3pts、下限0.5pts)


1. YORUWAKOREKARA / New Chapter 「New Chapter」 2021.04.05 Blackstone Village Records 3.0pts
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アンダーグラウンドデトロイトハウスパーティーのセカンドフロアで朝4時くらいに流れるディープテック、すっかすかの808ビートと打ち寄せるベースラインに押し流されるように、朦朧とした意識のまま酔い踊り疲れた身体を揺らす、時折入る鋭角なクラップで不意に目が覚める、頭の上をミラーボールの光がゆっくりと泳いでゆく、一音一音が磨き抜かれたダンスフロアのためのストイックさ、全てが神々しい、この一年間完全に足が遠のいてしまったあの世界はまだ存在しているのだろうか



2. MIC RAW RUGA(laboratory) / Go Forward 「Go Forward」 2021.09.18 VIDEOTHINK 2.5pts
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「MIC RAW RUGA(laboratory)」名義では最後の楽曲になるのだろうか。声無きフロアを蹂躙するガバキックとサイレン、溜めて溜めての嵐のような四つ打ち20秒。とにかく明るいダンスマシーンAKIRAの加入によって実現したこの暴力的なほどに美しい楽曲とダンスパフォーマンス、鞘師加入とともにEDM&フォーメーションに舵が切られたあの瞬間の革命への興奮を想起させる



3. femme fatale / 鼓動 「鼓動 / ピューピル」 2021.04.02 - 2.0pts
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センチメンタルなエレポップから一転、ケンモチヒデフミのゴージャスなトラックと全く掴み所のないリリックの迷宮へ。戦慄かなの/頓知気さきな姉妹の非実在的・超現実感とここまで共振することに震えがくる、「すー すはすー すはすはすはすー 急上昇する脈拍数」「ゆらりゆられ呉越同舟 金毘羅船船しゅらしゅしゅしゅ」の語感。そして必要だと思えば躊躇なく音楽にも映像にも巨額を投資する戦慄かなののビジネス的采配。見てはいけない、触れてはいけない、破滅の入り口、ファムファタルの危うさを眩いまでに昇華させた傑作。



4. SAKA-SAMA / 抱えきれないわ 「君が一番かっこいいじゃん」 2020.12.16 TRASH-UP!! RECORDS 1.5pts
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電影と少年CQ「Nov.Ultra」と同じ、今年最もエモーショナルな組み合わせ、mekakushe作詞作曲/Kabanagu編曲。「かなしみばかりに もう疲れてしまった」、分かっていても口に出した途端に涙が止まらなくなる、自分の感情を押し殺して目を背けている間に猫背の背中と屈んだ胸に積もり積もった重たい気持ちが満開の桜の前で溢れ出す、何回観ても何回聴いても泣いてしまう、18歳の自分に届けたい



5. ばってん少女隊 / わたし、恋始めたってよ! 「わたし、恋始めたってよ!」 2021.11.10 BATTEN Records 1.0pts
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「OiSa」を書いたASPARAGUS渡邊忍が再び提供したのはリキッドファンク歌謡。今回も派手好き酒好き修羅の国福岡の先入観を裏切って、繊細で瑞々しく凛として。無機質一歩手前の切なさ優しさ、淡々と脚韻で紡がれる歌詞、スピリチュアルな壱岐島MVも含めて一つの美学。



次点

順不同


6. ピューパ!! / Caramelt 『TEAM PUPA』 2021.04.21 TEAM PUPA
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「チョコレイトディスコ」を下敷きに作られたというにはあまりにもバタバタとして不器用なキックの連打が、本当にどうしようもない恋愛リリックそのもので、歌舞伎町のライブハウスでこの曲を聴くたびに甘ったるくて残酷なおとぎ話の手触りを感じる


7. SZWARC / Bottle 「Bottle」 2021.09.29 TAPESTOK INC.
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カウベルの入れ方、ギターのカッティング、三人ばらばらの個性、特にこれまでのTAPESTOKには無かった全身アイドルゆり丸のポジティブな異物感、アイドルソングアイドルソングである意味も含めて最高のグルーヴ曲である「Revolution!」が最高なのだけれど、今年の季節の推移の中でほぼ体感することがなかった夏の終わりを歌ったセンチメンタル楽曲「Bottle」の方が、ダンスフロアとチルの関係性をより密にしていて代えがたく好きだ


8. 脇田もなり / PLACE 「PLACE」 2021.06.05 VIVID SOUND CORPORATION
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Dorianとの前作「エスパドリーユでつかまえて」での微妙なグルーヴ感の隔たりが今作では完全に解消され、「midori」でエキゾチカチルアウト涅槃へ旅立ってしまった(砂原で言うところの「TAKE OFF AND LANDING」)Dorianもまたヴァーチャルイビサのダンスフロアへ戻ってきた



9. YUP YUP / Picky 「Picky」 2021.08.31 太陽が暮れる
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安原兵衛プロデュースのオルタナティブポップユニット、校庭カメラガールツヴァイ/ドライうぉーうぉー とぅーみーもFeww(フュー)として再帰、しばらく存在を忘れていたような漆黒のミニマルテックの中に光が差す、KOMPAKTレーベルKAITOのような神々しさ



10. アップアップガールズ(2) / ハイライト 「ハイライト」 2021.09.27 T-Palette Records
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捻くれまくったクセのあるギターサウンドの中に不条理と切なさを織り込むルワンPが提供、King Crimson「Discipline」のようなサウンドの不条理さと現状のアイドルシーンを取り巻く不条理さをシンクロさせながらも「いつか見る今際の際のハイライトを悲喜交々で飾っていこうぜ」という達観した応援歌。



アルバム部門 (3枚、持ち点6pts、上限5pts、下限0.5pts)


1. O'CHAWANZ『Do The Right Thing』 2021.04.06 Socond Factory 3.0pts
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2019年クリスマスのクラファンから始まったO'CHAWANZのLo-Fi HIP-HOP JOURNEYプロジェクトは無事2月のasiaワンマン「Do the right thing」で無事完遂、そして会社帰りチル&リラクシン「MellowMadness」から一転、声を失ったダンスフロアを勇気付けるパーティーラップ三昧となったアルバム「Do the right thing」。O’CHAWANZの肌感覚と目線の優しさ。


2. SAKA-SAMA『君が一番かっこいいじゃん』 2020.12.16 TRASH-UP!! RECORDS 2.0pts
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オルタナであろうがハウスであろうがとにかく生命の樹というかプリミティヴな生命力に溢れていて、現行衣装もインド寄りアジアの祝祭みがあるし、「生きてるだけでもう祝祭!」のような大地の母のような凄いグループです


3. カノサレ『kanosare』 2020.12.12 LAUGHFACE INC. 1.0pts
インスタントシトロンの松尾宗能プロデュース、インスタントシトロン「Still be shine」のカバーも。失くしたものはここにある、いつでもここへ戻ってこれる、エヴァーグリーンポップスの桃源郷




次点

順不同

lyrical school『Wonderland』 2021.04.07 CONNECTONE/Victor Entertainment
FRUN FRIN FRIENDS『FRUN FRIN FRIENDS』 2021.07.07 花とポップス
Kaede (Negicco)『Youth - Original Soundtrack』 2021.06.15 T-Palette Records
透明写真『QueSeraSera』 2021.07.21 USAGI DISCO Label
jubilee jubilee 『assort』 2020.12.23 AZTiC Music
WT☆Egret 『強くて消えそうな不器用な旋律』 2021.05.01 HOP Records



推し箱部門

レギュレーションが「いわゆるMVP(今年特に活躍したグループ)ではなく、オールタイム推し箱」なのでPerfumeです。(コピペ)



ノミネートリスト対象外(メジャーアイドル楽曲)

ここからが本番、諸々諸事情でノミネートリスト対象外ですが記録しておきます。


1. 和氣あず未 / キュピデビ 「超革命的恋する日常」 2021.02.17 Nippon Columbia Co., Ltd./NIPPONOPHONE
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フィロのス「ウェイク・アップ・ダンス」を書いたhisakuni氏が初めてミネアポリス・ファンクに挑戦した楽曲。声優アイドル名曲パロディと、ミネアポリス・ファンクオマージュ要素を露悪的なレベルでネタ的に詰め込み、音の隙間やグルーヴを敢えて潰すようなアニソン特有の奥行きのないミックスで仕上げた結果、日本でしか生まれないであろう過剰で奇っ怪な激甘ソングとなった。なお同アルバムには江上浩太郎によるVirtual Insanity歌謡「Tuesday」が収録されている。



2. イヤホンズ / はじめまして 「identity」 2021.11.04 キングレコード
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高野麻里佳高橋李依長久友紀と□□□三浦康嗣、多言語と手話、今の時代に必要なのは開かれたこころと開かれた曲


3. 水曜日のカンパネラ / バッキンガム 「アリス/バッキンガム」 2021.10.27 ワーナーミュージック・ジャパン
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「『iD』は『アイドル』で『アイデンティティ』」


4. Rhodanthe* / Thank You for Your Smile 『Graduation Album 大感謝』 2021.08.18 JVCケンウッドビクターエンタテインメント/flying DOG
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アニメ「きんいろモザイク声優ユニット、最後の劇場版公開に合わせてリリースのラストアルバム。渋谷系のポップサイドソウルを受け継ぐ中塚武のビックバンド楽曲と、欅坂46「世界には愛しかない」やラストアルバム「バンドワゴン」を手掛けた白戸佑輔や「ロマンティック 浮かれモード」の上杉洋史らによる流麗なストリングス使い、華やいだあの季節を思い出させてくれる


5. きゃりーぱみゅぱみゅ / どどんぱ 「どどんぱ」 2021.10.13 Nippon Columbia Co., Ltd./KRK LAB
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サンプラーを手に入れた誰もがやってきたであろうこの遊び、決してボイスパーカッションとかそういうものではない、幼児期のようにストレートな表現欲求、成長と共に恥ずかしくなって隠してしまったあのむず痒さ



ノミネートリスト対象外(インディーズ/地方アイドル楽曲)


1. 電影と少年CQ / Nov.Ultra 「Nov.Ultra」 2021.09.22 TRASH-UP!! RECORDS
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mekakushe作詞作曲/Kabanagu編曲、1:16のアーメンブレイクを合図に始まるKabanaguの繊細でロマンティックな電子音の洪水、NON-STANDARDレーベルの夢見た未来がここにある


2. @onefive / 缶コーヒーとチョコレートパン 「BBB」 2021.03.03 アミューズ
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さくら学院最後のユニット@onefive、メンバー編集による、失われた夏、失われた季節の記録


3. 相谷レイナ / Daydream 『HYPER IMAGE』 2021.11.17 よしもとミュージック
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ex. ミライスカート/ex. 我儘ラキア。マッドチェスター発ベッドルーム経由ドリームポップな初ソロアルバムの最後を飾る「Daydream」がめっちゃ好きなのだけれど何度聴いても2分23秒で唐突に終わってしまうので10分くらいのリエディット版を聴きたいが、白昼夢サウンドなら10分欲しいという発想が90年代の残滓なのかもしれない


4. 上田麗奈 / anemone 『Nebula』 2021.08.08 Lantis
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みんな大好きオサカナの照井順政/Annabel/蓮尾理之、siraphの作詞作曲陣が顔を揃え、最後はコトリンゴの壮大な「wall」で締める声優上田麗奈のソロアルバム。アニソンらしい賑やかさや平面的なミックスを完全に拒絶した内省的なアルバム。


5. あの / F Wonderful World 「identity」 2021.08.04 -
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フロアが規制だらけになる前、新宿LOFTフロアがぐっしゃぐしゃになる風景を容易に想像できる前のめり衝動曲


6. あやたん / アイニキテ 「アイニキテ」 2021.04.10 Brand new day
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山形の地元メディアによる山形ローカルアイドルプロデュース、メンバーはミスiDに参加中という、その話だけ聞いたら10年くらいズレた企画なのだけれど、曲は聴いての通り、Kool & the GangのドラムGeorge Brownの息子であるラッパーgbをフィーチャーするなど、10年前の「おらが町のAKB」ではできなかった作品


7. ななせ / ななせさんのうた 「ななせさんのうた」 2021.10.16 あっとほぉーむカフェ
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シティポップが好きな、あっとほぉーむカフェプレミアムメイド"ななせ"さんのBirthday記念映像とのことです。