Aerodynamik - 航空力学

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火星に生命の可能性あり――大量のホルムアルデヒド

http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050510304.html

フォルミサーノ博士は、火星の大気中にホルムアルデヒドが存在する証拠を示した。ホルムアルデヒドは、メタンの分解によって作りだされる物質だ。メタンは火星大気中ですでに発見されているため、ホルムアルデヒドの存在自体は驚くべきことではないが、博士は130ppb[10億分の1を示す濃度の単位]という値のホルムアルデヒドを検知したのだ。
 これは、宇宙生物学者にとっては信じがたい数値であり、火星上で大量のメタンが発生していることを示唆するものだ(大気中のメタンは数百年にわたって残るが、ホルムアルデヒドはわずか7.5時間でなくなる)。フォルミサーノ博士は、「これには、年間250万トンものメタンが生み出されている必要がある」と語る。


 「これほどの量のメタンを説明するには、3通りの可能性が考えられる。太陽光による火星表面での化学反応、地熱活動や熱水活動による地中深くでの化学反応、あるいは生命だ」と、フォルミサーノ博士は続けた。

可能性は薄いにしても興奮するね