Aerodynamik - 航空力学

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モーツァルト生誕250年 クラシック危機鮮明 ≪全集より寄せ集め「50年後は無関心」≫

http://www.sankei.co.jp/news/060127/bun034.htm

 クラシックの“バラ売り”は、美しい楽章の演奏のみを集めたカラヤンのCD「アダージョ」(平成7年)の大ヒットを機に業界で盛んとなり、今年のモーツァルトでピークに達した感がある。この15年で受容態度をここまで変化させた要因は何だろう。
 「ケータイを持ったサル」の著者である京都大学霊長類研究所教授の正高信男さんは、底流にデジタル技術の浸透があると見る。
 「デジタル技術によって自分の必要な情報を瞬時に取り出すことに慣れた人間は、起承転結というように時系列を追うことが苦手になっている。お笑いの世界で瞬間芸がもてはやされるのはそのため。いまの日本ではクラシックのように時間的に構造化された芸術は、受け入れられる余地がない」

ここ数年の洋楽コンピブームから、最近の「〜ベスト100」ブーム、
さらに着メロやiTMS等の普及によってアルバムよりも聞きたい曲単体の需要が高まったのとリンクしているという気はするな。


でもそれとは別に、15年前はCD180枚組40万円以上が7000セット以上売れた、というのも異常だけれど。