Aerodynamik - 航空力学

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観覧記録 南波志帆「髪を切る8の理由。」リリース記念イベント@ポニーキャニオン本社1F



「徳永ー!!」南波志帆、シュール三昧のファン感謝デー
http://natalie.mu/music/news/73622


入場した時に配られた番号札で抽選しながら進めるイベントだったのだけれど、トータルで20人位の当選者は都度名前を訊かれて、当選者もみな名字をさっと名乗るわけさ。ナタリーの記事にも「徳永さん」「松本さん」「明石さん」と書いてあるのさ。別に名前を書かれても何にも問題にならない位の名前なのさ。尋ねられたらすぐ返せて、返された南波ちゃんもバカリズム升野も、表記する漢字まで含めてすっと理解してそのままイベントは続くし、「徳永さん」はネタとして何度も連呼されたのさ。それが何とも羨ましいなあと思って見ていたよ。


口頭で名乗っても一発で理解されなくて「え?もう一度」と一々聞き返されて、それにまた答えて、でも聞き取ってもらえない。小学校で習うレベルの超簡単な漢字なのに、必ず「○○……ですか?」と問われる。世帯数が一桁レベルの珍名は本当に日常レベルで面倒臭いのさ。芸能活動でもしているのなら、鞘師/譜久村/道重/嗣永/夏焼とか、剛力/能年、貫地谷みたいな名前は貴重な個性だけれども、一般人じゃ何のメリットも無いし、会社や社外から速攻特定されるからFacebookもろくに使えないのさ。


さらっと名前を名乗る人達(偽名かもしれないけれど)を眺めながら、音を聞いて誰もがすぐ漢字まで辿りつける普通の名字を持つ、そんな人生について思いを馳せていた。