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Aerodynamik - 航空力学

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あえてIT業界を目指す若者は、まずキャリアパスを明確に


ニッポンIT業界絶望論
http://japan.cnet.com/blog/kenn/2007/11/09/entry_25001425/




先週あたり、IT業界は絶望的だのなんだのといろいろ騒がしかったようだ。
いまさら言及するのもなんだけど、結局のところ、SIer(特に大手)の世界に夢を持てない人が多いだけなんだろうな。技術の核を担う先端技術者は絶望しているようには見えない。少なくとも自分には。


体を壊して半年以上経つ。体調は完全に回復したわけではないが、いつまでも休養しているわけにも行かない。
いま自分は、再びあのおぞましきSEとして復帰すべきか、一から別の職種を求むるべきか、悩んでいる。自分のなりたかった物ってなんだったんだろう。もう30だというのに、まだこんなことをうじうじと考えている。


自分は技術者になりたかったはずだ。ギークが世界を変えると本気で思っていた。でも、気付いたら、管理者/営業/コンサルになっていた。
もうソースコードなど何年も目にしていない。MS ProjectとPowerpoint、この二つしか立ち上げない日がどれだけあっただろうか。


倒れる直前に、今の職場での限界を感じて、何社か転職活動をした。SEでなく、技術者として。
結局「欲しい技術力に満たない」と断られた。当然だ。会社の仕事以外何もしてこなかったのだから。
金融業界の大型レガシーシステムしか知らないのに。


明確なキャリアパスを描けなかった自分の責任だ。いまさら後悔しても遅い。




IT業界に携わろうという人へのメッセージ
http://it-ura.seesaa.net/article/66189002.html

ITを用いて何か革新的なことに取り組みたいなら、小規模でエッジな存在のベンダーを目指してください。大手ベンダーに買収されない限り、きっとあなたの知的欲求を満たす仕事があるでしょう。


何となく大きな仕事を手掛けたいと思うなら、大手SIerで管理職クラスまで頑張ってください。二桁億以上の大規模案件をマネジメントする機会が回ってきます。ただし、創造性よりも管理技術が問われる領域です。


顧客の業務を考える仕事がしたいなら、コンサルファームで3年頑張って下さい。これくらいの年次になれば一人で顧客業務を考える仕事が回ってきます。クライアントの企画関連部署に転職するときには気をつけてください。社内の政治圧力でむしろ不自由になったということはあり得ることです。


個人のプログラミングパワーを武器に業界を渡り歩きたいなら、まずは大手SIerやコンサルファームで方法論を学んだ後、自分が望む方面のエッジな企業に転職することを心掛けてください。新しいことを始めるなら、まずは既存の方法論を知ることも必要ですし、何よりこういった全体論をしっかり学ばせるような体力を大半の小規模企業は持ち合わせていません。