日本の近現代美術、海外オークションで続々登場

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外のオークション市場で日本人作家の人気を牽引しているのは、ここ2年ほどの間に落札が著しく増えた村上隆と奈良美智である。作家記録も随時書き換えられ、2003年11月11日のクリスティーズ・ニューヨークのセールでは、村上の「無題（ゴールド）」が62万6500ドル（約6860万円）という高値をつけた。冒頭に登場したサザビーズによる「20世紀アジア美術」のセールも、彼らの人気があったからこそ成立した、と考えてもいいだろう。