Aerodynamik - 航空力学

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アート・オブ・ノイズ P・モーリーの新ユニットがデビュー

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=10223

 前衛音楽にも通じるカット・コラージュ的手法を用い、ポップの解体作業を実践した、トレヴァー・ホーン主宰レーベル“ZTT”の影の象徴、アート・オブ・ノイズ。衝撃のデビュー作『誰がアート・オブ・ノイズを…』をはじめ、Mr.マリックのテーマ曲として使われている「レッグス」やプリンス「KISS」のカヴァーなど、さまざまな話題作・曲を発表して、テクノなど後のシーンにも大きな影響を与えた彼ら。そんな彼らのメンバー、ポール・モーリー(Paul Morley)が新たなユニット“Infantjoy”を結成し、デビュー・アルバム『Where The Night Goes』をリリースすることに!
 英Sony Classicalからリリースされるという本作。そこからも分かるように、エレクトリック・ノイズ、サンプル・ヴォイス、クラシック・ピアノなどを駆使した“虚構の世界”感じるアンビエントな作品となっています。99年発表のアート・オブ・ノイズ再結成作『ドビュッシーの誘惑』にも通じる世界観を持っており、インストゥルメンタルを基本としながらも、JAPANの名曲「Ghosts」のカヴァーなども収録。デヴィッド・シルヴィアンとはまた違った魅力を滲み出た好カヴァーは一聴の価値ありです。リリースはUKにて11月21日を予定していますので、アート・オブ・ノイズ・ファンはご注目を!

かつてのArt of Noiseを期待するとはずれってとこか