http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20051229i101.htm?from=main1
米航空宇宙局(NASA)のまとめた有人火星探査計画の最終報告書案が明らかになった。一度の飛行に3機の宇宙船でのぞみ、宇宙飛行士は火星に500日間滞在する。帰還まで2年半の長旅となる。実現は2030年前後とみられる。
有人火星探査計画は、04年1月のブッシュ大統領の演説を契機に具体化した。報告書案によると、6人の飛行士が出発する2年前に、地表での居住設備などを搭載した2機の無人物資輸送ロケット(貨物船)を打ち上げる。貨物船は8か月程度かけて火星周回軌道に到達、有人着陸に備える。
NASAは、アポロ宇宙船型の「有人探査船(CEV)」に飛行士を乗せて打ち上げ、地球軌道上の「火星輸送船(MTV)」にドッキングさせる。輸送船は半年で火星周回軌道に着く。
飛行士らは、火星上空で着陸の可否を判断。着陸には専用の離着陸船を利用する。着陸後も短期探査を行い、長期滞在が可能かを検討する。順調なら、約500日の長期滞在となる。
計2年半の旅行期間は、行きと帰りの時期の地球と火星の位置関係を考慮して設定した。往復の飛行時間を短くでき、宇宙線被曝(ひばく)などの危険を減らせる利点がある。地球帰還時は、CEVだけが大気圏に突入する。
具体化してきたなあ。
成功したら人類月着陸の時くらいの衝撃なんだろうなあ。
その時まだ生きてるかなあ・・・