http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060323AT3S2201I22032006.html
郵政民営化の準備会社、日本郵政は2007年10月の民営化で発足する郵便貯金銀行の基幹システムを、大手銀行から買い取る方向で検討に入った。みずほ銀行・日本IBMと、三菱東京UFJ銀行・日立製作所に打診した。システム経費を数百億円規模で圧縮して経営効率を高める。独自開発ならシステムエンジニア(SE)不足で民営化に間に合わないと判断。利用者が他の金融機関の口座に資金を振り込めるようシステム整備を急ぐ。
金融機関がライバルから基幹システムを買い取るのは極めて異例。買い取るのは、口座残高や資金移動を管理する銀行業務にとって根幹となるシステム。旧富士銀行が使っていた日本IBM製と、旧UFJ銀行が使っている日立製作所製を候補とする。みずほ銀行は04年に旧第一勧業銀行のシステムへの統合作業を完了、三菱東京UFJ銀行も08年に旧東京三菱銀のシステムへの一本化を予定し、いずれも統合で不要となる。
中古システムを導入。
世間的には当たり前なのかもしれないけど、この業界にとっては画期的なアイディアだ。
パッケージでもないのにそんなことされたらシステム屋が食っていけなくなりそうだ