Aerodynamik - 航空力学

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清水の舞台 ヒールに泣く 張り替えも「ピン」で深く、穴ぼこ

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006060300095&genre=J1&area=K10

 清水寺京都市東山区)の「舞台」(国宝)の床板が女性客のハイヒールに泣いている。2年前に張り替えられたばかりだが、直径1センチほどのくぼみがあちこちで目立つようになってきた。年間に約400万人が拝観する「清水の観音様」は、どんな信仰をしていてもすべて受け入れる「普門示現」の菩薩(ぼさつ)さま。ヒールを履いた人を排除するわけにいかず、お寺は頭を痛めている。


 お寺によると、くぼみが目立ち始めたのは20年ほど前からで、ハイヒールが原因とみられる。近年になって、ハイヒールよりさらにヒールが細い「ピンヒール」を履く女性が増え、深いくぼみが目立つようになったという。「雨が降ると水を含んで床板が軟らかくなり、へこんでしまう」(庶務部)ことから、年2回、水をはじくはっ水剤を表面に塗り、毎朝掃除機をかけて床を清掃しているが、限界があるという。 森孝忍庶務部長は「ファッションの規制はできないし、国宝なので舞台にシートを張る訳にもいかない。モラルに訴えるしかない。傷みが激しくなると、床板の張り替え時期を早める措置が必要だ」と心配している。

スリッパ履き替えにしてもいいんじゃないか